俳優の福士蒼汰が6月22日、大型国際連続ドラマ「THE HEAD Season2」メインキャストに決まったことが判明した。
同ドラマのシーズン1は南極の科学研究基地を舞台にした“極限心理サバイバルミステリー”として20年6月に30以上の国や地域で放送・配信。その後、90カ国でリリースされるなど大ヒットを記録している。日本では動画配信サービス・Huluのオジリナルドラマとして配信されたほか、メインキャストに俳優の山下智久が出演したことで大きな話題となった。
23年にHuluのオジリナルドラマとして独占配信されるシーズン2では、舞台が南極から太平洋を航海する“ある科学ミッションを担った巨大貨物船”となり、再び極限状況が描かれる。福士の役どころはまだ明らかになっていないが、撮影はすでにスペインでスタートしている。
福士が海外のドラマに出演するのは今回が初めてだといい、全編英語&オール海外ロケも初。これまで、英語のアクティング・レッスンや海外作品のオーディションを受けていたそうで、それだけに同作で念願が叶った形となり、福士は「本当に念願の海外作品だったので、『これは真実なのか!?』と思うほどビックリしました。と同時に、非常にうれしかったです」とコメントした。
撮影についても「プロデューサーやキャストの皆さんとお会いして、気持ちが少しずつリラックスしてきたと思います。現場の皆さんも本当に優しくて、僕が思っていた以上にすごくフレンドリー。撮影は撮影で皆さん真剣に取り組んでいるので、すごく気持ちのいい現場です」と語った。
ネット上では、《学生時代から独学で英会話を頑張ってきた成果を発揮して、俳優としてまた上のステージへ上がっていく姿を見たい! 若い俳優さんには海外でもどんどん活躍してほしいです》《英語、昔から頑張ってましたもんね。大変だろうけど伸び伸びと頑張ってほしいです》《メインキャストに日本人、誇らしいですね。福士くんも流暢な英語ですし雰囲気があるので期待しています》など称賛や応援のコメントが続出。
「福士は中学校時代に英語の先生から発音を褒められたことをきっかけに英語を独学で学び始め、14年10月にはイタリアで行われたローマ国際映画祭の記者会見で流ちょうなイタリア語で挨拶、その後は英語でスピーチをしていたほど。
福士は語学だけでなく、乗馬、アクション、ピアノなども学んでおり、18年の主演映画『曇天に笑う』ではスタントなしのアクションに挑み、ピアノもファンイベントで弾き語りを披露しています。そういった、これまでの知られざる努力も今回の結果の一助になったと言えるのでは」(芸能記者)
今作を機に、福士は海外へ羽ばたくかもしれない。
(柏原廉)