俳優・山田裕貴がレギュラー出演していたドラマ「特捜9」(テレビ朝日系)の“降板騒動”の真相ついて7月5日、ニュースサイト「週刊女性PRIME」が報じた。
同記事によると、山田は4月にスタートした「特捜9 season5」で出演を一時“離脱”。第3話で山田演じる新藤刑事がカジノバーに潜入捜査した際に生活安全課の闇カジノ摘発で捕まり、取り調べのために謹慎処分を受けていた。以来、ほとんど登場しなくなったため、ネット上では山田がレギュラーを降板するのではという心配の声が多く寄せられていたという。
さらに最終回直前の予告では、主演の井ノ原快彦演じる浅輪が「笑顔で送り出してやることが、本当の仲間だって思ってるからさ」というセリフが流されたため、ますます“降板”が濃厚に。しかし、結果的に最終回で新藤は「辞めないっすよ~! だって俺、特捜のみんな大好きっすもん!」と“残留”宣言。いい意味でファンを裏切った形に落ち着いた。
その一方で、テレビ朝日関係者の証言として山田が今シーズンで卒業するという話は本当にあったという。「特捜9」は来年4月クールにseason6の放送が予定されているが、山田は別のドラマに主要な役柄で出演が決定済み。さすがに2本掛け持ちはスケジュール的にも厳しいということで卒業案があがったのだとか。
しかし、山田は“継続”を懇願。合間を縫ってでもスケジュールを作るという本人の意向で来シーズンはゲスト出演のような形で関わっていくという。
ネット上では同記事に対して、《売れっ子になったもんね》《続投は嬉しいけど、売れっ子は大変だね!》《残ってくれてよかったけど、前期みたいになるなら残念》など複雑な声が寄せられた。
「山田が『特捜』の出番が減ったのはNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演しているため。同時に山田は23年のNHK大河ドラマ『どうする家康』にも家康の側近・本多忠勝役で出演が決まっています。『どうする家康』は6月からクランクインしているため、準備期間を含めれば『特捜9』に出演する余裕がなかったのでしょう。来年の4月も大河の撮影は続いているでしょうし、山田の本格復帰はseason7からと言えそうです。
とはいえ、『特捜9』の平均視聴率は下降気味で、season5は10.7%と前シーズンの13.1%から2.4ポイントも下落。山田の本格復帰の前に打ち切りという事態にならなければいいのですが」(芸能記者)
どうする、山田。
(柏原廉)