元ワン・ダイレクションのメンバーとして知られるゼイン・マリクが暴露本を執筆中だという。
ゼインはリアム・ペイン、ナイル・ホーラン、ハリー・スタイルズ、ルイ・トムリンソンらメンバーと過ごした5年間の活動秘話を明かそうとしているようで、ある関係者はザ・メール・オン・サンデー紙に「この本はかなり衝撃的なものになりますし、(生みの親の)サイモン・コーウェルはゼインに激怒することでしょう。もしかしたら発刊を止めようとするかもしれませんね。でも、ゼインは機械のような広報担当たちに厳重に守られてきた1Dのさわやかなイメージの裏側を暴露すると決めているんです」と話している。
またゼインはその中で、リトル・ミックスのペリー・エドワーズとの婚約解消や、現在の恋人であるスーパーモデルのジジ・ハディッドを含めた有名人とのロマンスについても触れるようだ。
そんなゼインは以前、ワン・ダイレクションの音楽が自分らしくなかったと感じていたようで、「俺はあの音楽を100パーセント気に入っていたわけじゃなかったんだ」「あれは俺たちの前に差し出された音楽であって、それが売れる音楽だと言われただけだったよ」「俺たちは世界で1番有名で人気のボーイバンドでもあったけど、すごく奇妙な気分だったんだ。自分たちが満足していないものに満足しろと言われていたからね」「俺が何を提案しても、1Dにはそぐわないものだったんだ」と語っている。
サイモンは、ゼインのこうしたコメントが1Dとそこに関与してきた人たちに対して失礼だとして、「バンド内はとても民主的だったから、彼がすべてを振り返るチャンスがあれば、自分の言ったことを考え直すんじゃないかな」と怒りを表わにしていた。