B’zものまねで有名なTBSの南波雅俊アナが、このところ芸人のように扱われていることで注目されている。
元高校球児だった南波アナは2012年にNHKへ入局し、スポーツ中継の実況アナウンサーとして活動した。TBSがスポーツ実況の経験者を募集していたことから2020年10月に移籍。スポーツ中継や定時ニュースを主に担当しているが、最近では特技とする「B’zものまね」をするシーンが増えているのだ。
10月28日放送の「ラヴィット!」(TBS系)では、オープニングトークでものまねユニット「Bず軍団」のメンバーとして登場し、見事な歌声を披露している。
学生の頃に「Bず軍団」にスカウトされたという南波アナは、NHKと「Bず軍団」を天秤にかけて安泰を選び、NHKに入局したそう。さらに11月2日放送の同番組では、東京・上野にある個室サウナ「RED° E-SAUNA UENO」を南波アナが現場中継。「1人でも楽しめる」と説明した直後にB’z の「ALONE」がかかると南波アナはサビを熱唱したのを皮切りに、その後も、水蒸気の音が「鳴り止まない」と説明した直後に「熱き鼓動の果て」を、水風呂は15度とやや低めで温度設定が「ギリギリ」と説明した直後に「ギリギリchop」を気持良さそうにシャウトしていた。
「南波アナは東京・国学院久我山高校時代にハンカチ王子こと元日本ハムファイターズ・斎藤佑樹投手と試合で投げ合ったこともある高校球児です。立教大学法学部政治学科に進みNHKからTBSに移籍してからは、アナウンサーというより芸人のような使われ方が目立っていますが、本人はまったく気にしていないそうです」(芸能記者)
ネット上でも南波アナの稲葉浩志のものまねは好評で、「Bず軍団」のメンバーとして歌唱した時には、軍団の中でいちばん上手いという声が。サウナの現場レポートを前フリに使ってB’zの名曲を次々と歌っていたことに対しては、「芸人以上の芸を見せてもらった」という声まであがっていた。
「サウナレポートでは上半身マッパで下半身にタオルを巻き、ギャランドゥを披露していたことから、新宿二丁目界隈の人々からも熱い視線を向けられるきっかけとなったようです」(女性誌記者)
芸人が数多く出演する「ラヴィット!」でもまったく引けを取っていない南波アナ。そのポテンシャルの高さをTBSなら活かしてくれることだろう。