織田裕二が1993年放送の浅野温子主演ドラマ「素晴らしきかな人生」(フジテレビ系)以来30年ぶりに主役以外のポジションで連ドラ出演することに驚きの声があがっている。
織田が出演するのは7月期放送の伊藤沙莉主演のリーガルドラマで、エンドールの最後に名前が出る「トメ」のポジションで出演するというのだ。
鈴木保奈美や松嶋菜々子など、これまでは主演していたアラフィフ女優たちはこの数年、主演ではなく「トメ出演」へと移行。一方で織田と一緒に1987年公開の映画「湘南爆走族」で同時デビューし、恋愛ドラマの金字塔である「東京ラブストーリー」(フジテレビ系)でも共演している江口洋介は、2015年放送の篠原涼子主演「オトナ女子」(フジテレビ系)に始まり、尾野真千子主演「はじめまして、愛しています。」(テレビ朝日系)、武井咲主演「黒革の手帖」(テレビ朝日系)など、ヒロインの相手役である「2番手出演」へとシフトチェンジしてきた。
「ネット上では5年ほど前から江口に対し『メインもサイドも上手に演じられるいい役者になった』と指摘する声があがっていました。対する織田には、2016年放送の主演ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)の頃から『よくも悪くも織田裕二はスター役者』と指摘する声があがるように。古くは桃井かおりが、最近では戸田恵梨香が『女優は年を重ねると仕事が減る』という現実を指摘していましたが、俳優だって同じこと。フジテレビの寵愛を受け続けていた織田がテレ朝のドラマに出演するということは、仕事が少なくなってきた証拠なのではないでしょうか」(女性誌記者)
初めて「トメ出演」する織田の演技がどう変わるのか見物だ。