YMOの高橋幸宏さんに続き、シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんが1月29日にすい臓がんで亡くなった。74歳だった。2月5日深夜に放送されたドキュメンタリー「シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢」は、3月17日から映画として公開される予定だという。
このドキュメンタリーは、鮎川さんの妻でシーナ&ザ・ロケッツのボーカルを務めていたシーナさんが2015年2月に子宮頸がんで亡くなって以降、鮎川さんに密着してカメラを回し続けたもの。1月26日に都内で開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2023」ではこのドキュメンタリー作品も紹介され、監督を務めたRKB毎日放送・寺井到ディレクターが福岡からオンラインで参加。冒頭には「日本を代表するギタリスト」と鮎川さんを紹介し「同期にサザンオールスターズさんや竹内まりやさん、先日、高橋幸宏さんがお亡くなりになりましたYMOもいます」と話してから作品のプレゼンを始めた。
「ネット上には鮎川さんの死を悼む声と同時に『これでやっと大好きなシーナに会えたね』『向こうで夫婦仲よく歌ってるんだろうな』『まずはご夫婦でレモンティーをお召しあがりください』など、シーナさんのもとへと旅立った鮎川さんに思いを馳せる声が数多くあがっています」(女性誌記者)
昨年5月に「余命5カ月程」と余命宣告されていた鮎川さん。病気や病状を公表せず12月4日までライブに立っていた鮎川さんのご冥福を心からお祈りしたい。