元テレビ朝日アナウンサーで、現在はフリーの竹内由恵が同局時代に上司から叱られてしまったエピソードを紹介した。
竹内は2月21日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演。この日のテーマは「受験を勝ち抜いた有名人」で、慶應義塾大学卒業という高学歴を誇る彼女は「あんなに勉強したのに社会に出て打ちのめされたこと」の一つとして、勤務終わりの打ち上げでの出来事を振り返った。
スポーツ中継で海外に現地入りしていた際、「夜は集まってみんなで食事会」というのが慣習で、竹内自身も「楽しくて好きだった」が、「次の日の朝、私だけ中継の仕事が入って」と、たまたまその日は参加を辞退したと説明。宴席には“偉い人”も同席したというが、竹内は翌朝の中継に備えるため、ホテルでひとり勉強をしていたという。
すると、「なんで竹内はいないんだ?」と上司が激怒。後日、「みんな、明日中継とかあるのにこうやって集まってるんだぞ。なんでお前だけ特別だと思ってるんだ」と叱られてしまったようだ。
これに番組MCの明石家さんまが「言うたらええやん。次の日、(早朝に中継が)あったんでって」と指摘したが、竹内は普段から上司に目を付けられるような原因があったと回想。「先輩の言い分を考えると、私、結構(礼儀に)甘かったので。みんな深夜に仕事終わってタクシー乗るみたいな時に、いちばん下っ端なのにいちばん最初にタクシー乗って帰る、みたいな」と、ほかにもやらかしたエピソードが多かったという。
「竹内は、仕事が終わり、同僚や上司らと解散した時点で、あとは各自が好きに帰宅すればいいとの考えだったようで、『タクシーに乗る時のマナーなんて誰からも教わってない』と主張。習ったことは完璧に学習して頭に叩き込む一方、社会人になってからの細かい配慮や暗黙のルールなどには疎かったと嘆いていました。しかし、新人時代に早朝から中継があれば、前の晩からしっかりと準備をしておきたいと思うのは当然のこと。真面目な性格が故に『自分だけ特別』だと解釈されてしまった点には、ネット上にも同情の声があり、『朝から仕事がある人を勤務時間外に食事会に誘うのがおかしい』と考える人も多いようですね」(テレビ誌ライター)
受験勉強にしろ、仕事にしろ、徹底した準備をしないと不安になってしまう性分なのだろう。
(木村慎吾)