“前例”があっただけに…。
KAT-TUN・上田竜也が4月3日に自身のインスタグラムを更新。同日に放送された音楽番組「CDTV30周年歌うぞ!1位の曲だけフェス」(TBS系)でのパフォーマンスについて言及した。
同回は番組30周年を記念したスペシャル回。これまで30年間の「CDTV」オリジナルランキングで週間、年間1位を獲得したアーティストだけが出演し、1位を獲得した誰もが知るヒット曲を4時間半にわたってノンストップで送るという内容だった。そして、KAT-TUNはデビュー曲をリメイクした「Real Face #2」を披露している。ところが─。
「曲のパフォーマンスで、KAT-TUNの亀梨和也、中丸雄一の2人がサビで踊っていた場面でも、上田だけは右手を腰に置き、いっさい踊っていないという異様な光景が見られ、ファンの間で話題になったんです」(テレビ誌ライター)
この一件について、上田のインスタグラムにはファンから「サビ踊ってないのウケた」という指摘が寄せられると、上田は「正直に言うね…ほんっとうに忘れてた」と、あえて踊らなかったのではなく、踊ることを忘れていたと説明。
また、「今の今まで気づかなかった」と、ファンから指摘されるまで自身が振り付けを忘れていたことにも気付かなかったとコメントしている。
「上田といえば、20年9月放送の音楽特番『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)の名物企画『ジャニーズシャッフルメドレー』で、NEWSの『チャンカパーナ』を、嵐の二宮和也らとともに披露するも、1人だけ直立不動でカメラを睨みつけるパフォーマンスを披露して、強烈なインパクトを与えています。後に上田は『曲調が自分らしくない』という理由で踊らなかったと、事の真相を明かしていますが、今回のパフォーマンスでこの“チャンカパーナ騒動”が頭をよぎってしまったという視聴者が続出。中には『ついに自分たちのデビュー曲すらも気に入らなくなってしまったのかな?』などという声も見受けられ、ハラハラした視聴者も多かったようです。ただ、サビ頭は踊っていなかったものの、サビの最後はしっかり踊って締めていましたから、本人が主張しているように、今回はうっかり忘れてしまったようですね」(エンタメ誌ライター)
ちなみに「立ってるだけでかっこいいから踊ってなくても大丈夫」という励ましのメッセージもファンから送られていたが、これには「それ ジャニーさんにも言われた事あるわ 『Youは立ってるだけでいいんだよ』って」と、立ち姿に関してはジャニーズ創設者であるジャニー喜多川氏からもお墨付きをもらっていたことを明かした上田。
思えば、“チャンカパーナ騒動”の時も叩かれたというよりは、「上田らしい」と好意的な意見が目立っていただけに、上田も立ち姿に自信があり、ファンもそれを喜んでいるという状況であれば、今後もパフォーマンス中に上田だけ「仁王立ち」が、恒例化するかも?
(田村元希)