6月4日放送の「まつもtoなかい」(フジテレビ系)に出演した郷ひろみが独特の持論を展開。「なるほど~」と感嘆する声があがっているようだ。
この日の放送で郷は、プロとは何かと議論を交わす中、「ボクはオリジナリティというのは、完璧なコピーから生まれる、100%のコピーから生まれると常に思っていて」と意外な持論を展開。「マネなんですよ。全部マネしていって、100%マネできたなと思っていたら、いつの間にかオリジナリティがそこに生まれているというボクの考え方」と言い、「プロとは柔軟性を兼ね備えていないといけないのかなって思いますね」とも語った。
また、自身が1999年10月にリリースした77枚目のシングル「GOLDFINGER’99」もマネすることから楽曲に向き合っていったと告白。「『GOLDFINGER′99』も、何千回、何万回ってオリジナルのリッキー・マーティンをずっと聴いたんですよ。自分で表現できるところまで行って、『こんな感じかな』というような時に、実はオリジナリティというものが生まれて。それまではいっさい、文句を言わないんですよ」と、淡々と語った。
「郷の言葉に、学ぶ(まなぶ)は、『まねぶ(学ぶ)』と同源で『まねる(マネる)』とも同じ語源であることから、『まなぶ』は『まねぶ』とも言われることを口にした中居正広が『そのことがスッと出てくるのがすごい』と感心していました。ネット上では『それを知っている中居くんもすごい』『中居くんもちゃんとしているんだなと思った』『中居くんの大人なコメントに驚いた』といった声があがっています」(女性誌記者)
郷も中居も、もともとはジャニーズ事務所出身で、時代を彩ったスター。2人が通じあうのは、至極当然のことなのかもしれない。