SexyZoneの菊池風磨が主演を務めるドラマ「ウソ婚」(フジテレビ系)がスタートし、深夜枠ながらも好成績を収めている。4月にできたばかりのドラマ枠だが、菊池がこの枠を世間に浸透させていくかもしれない。
時名きうい氏による同名漫画が原作のこのドラマで、菊池が演じるのはモテまくる敏腕建築士の夏目匠。彼が幼なじみの千堂八重(元欅坂46・長濱ねる)と偶然再会し、半年限定で“うその結婚生活”をするラブコメディーだ。
7月12日に放送された初回視聴率は2.9%、19日放送の第2話が3.0%となった。
「放送時間が火曜夜11時という深夜の時間枠とあって、大きな数字とはなりにくいですが、この枠はフジテレビ系列のカンテレが4月に『火ドラ★イレブン』と名付けて新設したドラマ枠。4月に放送された女優の桜井ユキが主演したドラマ『ホスト相続しちゃいました』は初回が2.5%で最高視聴率が2.7%でしたから、数字的にもアップしているし、菊池の起用は成功と言えるでしょう」(制作会社関係者)
そもそも、新設ドラマ枠というのはなかなか視聴率が上がらないもの。
「いつもこの時間はドラマ、この時間はニュース、といった具合に視聴習慣というものがありますから、できたばかりのドラマ枠はかなり数字的には厳しいものとなります。今回の『ウソ婚』はそれでも数字をアップさせていますし、ドラマそのものの評判も悪くないですから、この新設枠を多くの人に知ってもらうきっかけとして大いに貢献するドラマとなるのでは」(前出・制作会社関係者)
菊池の演技力も好評を博しており、この先も数字は伸びていくかもしれない。