10月スタートの新ドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)で主演を務める4人のうちトップバッターとして発表された多部未華子。昨年大ヒットしたドラマ「silent」(フジ系)のプロデューサー・村瀬健氏と脚本を担当した生方美久氏が再タッグを組む作品のため、始まる前から注目度が高まっている。
このドラマのテーマは「男女の間に友情は成立するのか」。多部が演じるのは、新潟から上京して妹と2人暮らししている学習塾の講師・潮ゆくえ。学生時代から唯一何でも話せる男友達から、ある日突然「もう会えない」と言われたゆくえは、春木椿、深雪夜々、佐藤紅葉と出会い、友情と恋愛というテーマに向き合っていく。
「ドラマ好きの間では“多部が出演するドラマはヒットする”と言われているので、このドラマに対する期待値は高まるばかりです。しかしテーマが、よく言えば普遍的、悪く言えば手垢が着きまくりですから、古臭い印象がつきまとうかもしれません。ネット上には『多部ちゃん主演で男女の友情は成立するか?そうじゃなくて「これは経費で落ちません」の続編やってよ』『男女の友情が成立するかどうかを丁寧に描くドラマより「これ経」の続編が見たいんですけど』『少し前に「これは経費で落ちません!」の再放送やってて、本当に面白いドラマだと再確認したばかり。多部ちゃんが同じメンツをそろえられないなら続編はしないと断った、その時は江口のりこのスケジュールがどうしても合わなかったとニュースになってたけど、いくらでも待ってるから「これ経」の続編を頼みます』など、新ドラマより、2019年に放送された『これは経費で落ちません!』(NHK)の続編を求める声が非常に多いですね」(女性誌記者)
ヒット作があることは時として足かせになるのかもしれない?