10月10日、報道番組「報道特集」(TBS系)が、ジャニーズ問題について取り上げた7日放送回の見逃し配信を「TVer」でスタートした。同番組は、後半部分が遅れて配信されたことで様々な憶測が飛び交ったという。
「7日放送の『報道特集』では、TBS社員約80人への取材を元に、ジャニーズ事務所とTBSの関係についてスタジオやVTRで検証しました。その中で、ジャニーズからの圧力があったかどうかについて、制作関係者からは『1度も感じたことがない』という証言があった一方で、『気に入らないことがあると、すぐに“タレントを引き上げるぞ”と言う』『怒らせたらダメ。この1年の間にも、ジュリー氏を通してキャスティングをめぐる圧力が番組にあった』と、ジャニーズ元社長・藤島ジュリー景子氏の実名を出して訴えている関係者コメントも紹介。しかし放送後、『TVer』にアップされたのは、圧力について言及していない番組の前半部分だけでした。そのため、ネット上で『ジャニーズに忖度しているのではないか』と批判が相次ぐことに。その炎上が影響したかは不明ですが、3日後の10月10日には、後半部分がアップされました」(テレビ誌記者)
今回、テレビ局への圧力疑惑が浮上したジュリー氏に関しては、10月8日放送のバラエティ番組「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)での、上沼恵美子の発言も話題に。ジュリー氏が10月2日に行われたジャニーズ会見を欠席したことについて、上沼は「ジュリーさんあなたね、ナメとったらあかんで! どれだけの人たちをおじさん(ジャニー喜多川氏)が傷つけてきて、それで潤ってきたんや!」「あの場所に出てこないのはズルいねん。這ってでも、あなたはヘロヘロになるべきやと思う。責任あんねんで」と痛烈批判した。
さらに現在、ジュリー氏への風当たりが強くなってきていることで、ある人気ジャニーズタレントがピンチに陥っているという。
「10月10日の『東スポWEB』によると、なにわ男子・道枝駿佑は、“ジュリニ”と呼ばれるジュリー氏のお気に入りタレントなのだとか。道枝といえば、これまで『消えた初恋』(テレビ朝日系)や『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)など、数々のドラマに出演。それらの作品がどれだけ視聴率が低くとも、“ジュリニ”という理由でいろいろなところにブッキングされてきた可能性があるといいます。それだけに今、ジュリー氏の力が弱まってきていることで、今後、道枝には説得力のある演技や結果が求められるそうです」(前出・テレビ誌記者)
17日スタートのドラマ「マイ・セカンド・アオハル」(TBS系)では、主演・広瀬アリスの相手役を務める道枝。同ドラマでは、ジャニーズ問題を吹き飛ばすほどの熱演を期待したい。