聞き上手は愛され上手――これはよく言われていることですし、みなさんご存じですよね? では、どうすれば聞き上手になれるの? どうすれば愛されるの? すぐにできるメソッドをまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
■ふたりの関係に合う質問手法を使う
付き合って間もない関係なら、ふいに相手のプライベートに立ち入り過ぎないことです。まずは「お蕎麦って好き?」など、イエスかノーで答えられる【オープンクエスチョン】を。相手がイエスと答えたら、「好きなお店ってある?」など、イエスかノーでは答えられない【クローズクエスチョン】にシフトし、カレの話を聞き出しましょう。
■相手が話し始めたら、ほどよいタイミングでうなずく
相手が話し始めたら、それは楽しんでいる証拠です。より楽しく話してもらえるよう、ほどよくうなずいてください。ポイントは、文章でいうところの「句読点のつきそうなタイミングでうなずくこと」です。どんなにあなたが真剣に話を聞いていても、アクションしなければ気持ちは相手に伝わりません。気持ちをアピールしてくださいね。
■相手の話していることを“ある程度”は復唱する
うなずきながら、相手の言葉を拾って復唱しましょう。すると、相手の人はより「聞いてもらえている」と実感します。でも、復唱し過ぎは禁物。わざとらしくなるからです。例えば、相手が「昨日、スタバ行ったら新作が出てたんだよね」と話したとします。そんなときに「へえ、新作出てたんだ」と復唱するのもあり。でも半分は「へえ、そうなんだ」とか「どうだった?」などと質問してみると、自然な流れができますよ。
■姿勢をよくしてにっこりしながら話を聞く
上半身の姿勢をよくして笑顔になるだけで、相手の人は「ちゃんと向き合ってもらえている」と実感します。そのくらい姿勢って大事。姿勢はコミュニケーションツールなんです。まずは家で鏡の前で椅子に座り、自分の姿勢をチェックしてみてください。「これでOK!」と思えた姿勢のときに、にっこり笑ってみてください。何事も練習は大事。所作は、練習すればするほどちゃんと身に着けられますよ。
■目を見つめるけど、見つめ過ぎないこと
話を聞くとき、相手の目を見るのは基本中の基本ですよね。でも、見つめ過ぎはダメ。5秒以上見つめてしまうと、相手を威嚇しているようなオーラを放ってしまいます。見つめては目をそらす、また見つめては目をそらす……それを繰り返してみてください。これは少しテクニックが必要ですので、まずは仲のいい女友だちや家族で練習するのがオススメです。
いかがでしょうか? 最初から全部と思うと大変かもしれませんので、ひとつずつでいいのでやってみてくださいね。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーのほか、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。