4人組ロックバンド・KANA-BOONが危機的状況だ。ドラム担当・小泉貴裕に不倫相手との妊娠・中絶トラブルが報じられたほか、ギター担当・古賀隼斗も素行不良でバンドを脱退することが決まってしまった。
まず、小泉はこれまで既婚者であることを公にしておらず、それを知らずに関係を持った20代地下アイドル・A子さんとの間に妊娠と中絶のトラブルを抱えたとさる12月7日配信の「NEWSポストセブン」で報じられた。すると、KANA-BOON公式サイトでは12月11日、「小泉貴裕より、報道内容が概ね事実であるとの報告がございました」とし、本人からバンド脱退の意思があったと説明。事務所、メンバーによる協議を進めた結果、小泉の脱退に加え、「HIP LAND MUSIC」との契約についても解除することになったという。
また、ギターの古賀に関しても「かねてより本人からプライベートにおける素行不良の報告があり、事実確認のうえ本人との面談を行い、問題解決に向けての話し合いと対応を行ってまいりました」と説明。これ以上のKANA-BOONとしての活動は困難との決定に至り、こちらもバンド脱退と事務所契約解除になったと報告した。
一気に4人中2人のメンバーを失ったKANA-BOONは、年内の活動休止も決定。今年はメジャーデビュー10周年というタイミングだったが、ボーカル兼ギター担当の谷口鮪と、昨年4月にメンバー入りしたばかりのベース・遠藤昌巳の2人だけという予期せぬ展開となってしまった。
「報道によれば、小泉は自身が既婚者であることを知らないAさんに思わせぶりなLINEを送り続け、会うのはいつもAさんの部屋かホテルのみ。Aさんが『家に行きたい』と言うと、毎度『後輩の男の子と住んでるからダメ』と断り、妊娠後に『せめてご両親に挨拶したい』と頼まれても、『祖母の介護で母親が大変で…』などと誤魔化していたとか。この一連の報道にはネットから『まじでクズすぎ!』との怒りの声が出ているわけですが、中には、歌手で俳優・GACKTの発言を思い出す人もいました」(テレビ誌ライター)
それは、11月24日に放送された『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)にゲスト出演した際の発言。GACKTは「人間社会っていうのがあるじゃないですか。(ミュージシャンは)社会に適合できないクソの集まり」「残念なくらいクソ」「ミュージシャンって最初はモテたいって、(動機が)それだけだから」「クソ・オブ・クソ」と言いたい放題だった「酔いも回っていた上での発言とはいえ、KANA-BOONのスキャンダルが直後にあったことから、ネットには『GACKTが言ってた“アーティストはクソ”を思い出した』『やっぱりクソなのでしょうか?GACKTさん…』とのリアクションが見られました」(テレビ誌ライター)
今頃はGACKTも「ほらな…」とつぶやいているかもしれない。
(木村慎吾)