お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村亮が年内をもって吉本興業とのエージェント契約を終了することが12月19日、明らかになった。
この日、吉本興業の公式サイトでは「タレント ロンドンブーツ1号2号 田村亮は当社とエージェント契約を締結したうえで芸能活動を行っておりましたが、双方合意の上、2023 年12月31日(日)をもって、エージェント契約を終了することになりましたのでご報告します。なお、ロンドンブーツ1号2号は引き続きコンビとして活動し、相方の田村淳(たむら・あつし、50歳)は吉本興業所属のまま活動してまいります」とのリリースが公開された。
同日、相方の田村淳の公式YouTubeチャンネル「田村淳のアッシュch」でも、「ロンドンブーツより大切なご報告です。」と題した動画を公開。コンビ2人だけで登場し、亮がフリーになることの報告だけでなく、それぞれの思いなどが語られた。
「動画の中で亮が語ったのは、『闇営業問題で相方の淳や会社に世話になり、とても感謝しているが自分の足で動き出した感じがずっとなかった』というものでした。そのため『フリーになることで、やっと自分がスタートする感じがある』と語っており、約4年間ずっと解消できない思いを引きずっていたようです。また淳の口からになりますが、闇営業問題に関連して吉本を去った宮迫博之と加藤浩次について、『あの2人が吉本興業を去っているのに、自分だけ戻るっていうことがしづらい』と考えていたことも明らかになりました」(芸能記者)
ネット上でも、「亮さんの真摯な気持ち伝わってきました。晴れ晴れした決心の気持ちも伝わってきました。新しいスタート頑張って下さい!応援しています」「亮氏の性格からしたら宮迫氏、加藤氏が吉本辞めてるのに心から吉本で楽しんで仕事ができないというのは皆理解できるので、これは吉本興業含め前向きの契約終了と受け取れます。ズルズル今の感じが続くよりは絶対にいいと思う」「こうなってくると彼の心にあるのは理屈じゃなく、男の意地なんでしょう」など亮の気持ちに共感する声が上がっている。
今回の決断は亮なりの筋の通し方だったと言えそうだ。
(柏原廉)