「ボイストレーニングにデビュー以来ほとんど行ったことがなかったのですが、声が全然出ないので、もともと鼻声だし、ハスキーだし、情けないので、通ってたのですが、どうにかこうにかセルフカバーをとることができて、みなさんにお届けすることができました…」
ついに1月2日、「中森明菜 女神の熱唱~新たな歌声&独占メッセージ~」(BS- TBS)で、最新肉声インタビューをテレビで初公開した中森明菜。同番組では、明菜の名曲の一つをセルフカバーした「北ウイング―CLASSIC―」について、昨年11月にリリースされた「林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ」に新録した際の、原曲レコーディング時との心境的な違いなどを思い入れたっぷりに激白した。一部で伝えられた紅白への特別枠出演こそ叶わなかったが、昨年秋から徐々に「メディア露出」を増やしつつあっただけに、新年早々に往年のファンたちは大歓喜。しかし、冒頭の、番組で披露した明菜の肉声メッセージの一部からもそこはかとなく伝わってくるように、気になるのは、今の彼女の体調面。今回も映像はモノクロでスタジオ生出演とはならなかった。昨年末に動画を9年ぶりにYouTubeで公開した際に視聴者がザワついた明菜の「気になるシーン」についての記事を再録する。(12月26日配信)
12月24日に公式YouTubeチャンネルを開設した中森明菜に大きな反響が起きている。
クリスマスイブのこの日、中森はXを更新。YouTubeの公式チャンネルをオープンしたことを報告した。中森は「いつも応援してくださるファンのみなさまへ。クリスマスプレゼント…とは言えないかもしれませんが…レコーディングの様子をお届けしますね。みなさまにとってステキなクリスマスとなりますように…! あきな」と綴り、公式YouTube チャンネルに初めての動画を投稿。その内容は、11月8日にリリースされた作曲家・林哲司氏のトリビュートアルバム「Saudade」に収録された新録曲「北ウイング‐CLASSIC‐」のレコーディング風景。全編モノクローム映像で時折、「エアーマイク」を右手で握るしぐさをしながら、着席したままウィスパーボイスで歌唱する様子が収められている。その動画の最後には、壁に手を添えて歩く後ろ姿とデビュー当時の面影が色濃く残るかわいらしい笑顔も映っていることから、ネット上には感動と心配の声が広がっているのだ。
「2年連続でレコード大賞を獲得した1985年リリースの『ミ・アモーレ』、1986年リリースの『DESIRE‐情熱‐』の頃のようなパワフルな歌声ではなく、裏声まじりの細い声ではありますが、確かな表現力と音程に感動した人が多いようです。また、動画の最後に見せた笑顔の明るさにも“現在58歳とは思えない可愛らしさ”が称賛されています。しかし、壁に手を添えて歩く後ろ姿も映っていたことから、着席したままの歌唱シーンと合わせて、体調面を心配せずにはいられません」(女性誌記者)
中森の復帰時期を予想する声も多いようだが、どうか無理だけはしないようにと願うファンの声が本人に伝わるよう祈りたい。