2月2日、今田美桜が25年前期のNHK朝ドラ「あんぱん」のヒロインを務めることが発表された。今田は同ドラマで、有名漫画家の妻を演じるという。
「本作は漫画家・やなせたかし氏とその妻をモデルとした朝ドラで、戦前、戦中、戦後の時代を生き抜き、『アンパンマン』を生み出すまでの愛と勇気の物語が描かれるとのこと。やなせ氏の妻にあたる朝田のぶ役を演じる今田は、発表会見にて『言われた時は、最初ピンと来なくって…。いろいろ思いが巡ってきて、少し涙もしました』と、ヒロイン抜擢時の心境を明かしています」（テレビ誌記者）
そんな今田は今回、応募者3365人の中からオーディションで選ばれたという。しかし、彼女はすでに売れっ子女優ということもあり、新人の発掘を期待していた一部朝ドラファンの間では「わざわざオーディションをした意味があったのかな」「もっとフレッシュな女優で見たかった」「新人の方が朝ドラらしいのに」などと辛辣な意見も飛び交うことに。
だが、スタッフの間では、今田以外の起用は考えられなかったようだ。
「制作スタッフは今田の起用について『最終オーディションは素晴らしい方々に集まっていただき、唯一涙が自然と出てきたのが今田さんでした。チーフ演出を含め、満場一致で選ばせていただきました』と、今田の演技力を絶賛しています。また、朝ドラで描かれるやなせ氏の妻は、『アンパンマン』に登場するドキンちゃんのモデルと言われる人物です。これについて脚本を担当する中園ミホ氏は『ドキンちゃんにこんなに似ている女優さんはいない』と今田に太鼓判を押しており、ルックスに関してもヒロインの決め手となったようです」（前出・テレビ誌記者）
一部から不満の声もあがった今田のヒロイン役だが、本編ではネガティブな意見を吹き飛ばすほどの熱演を期待したい。
