元HKT48でタレントの村重杏奈(25)が、2月6日発売の「週刊女性」で、モデル・DJ・インフルエンサーとして活動中の井上ヤマト(25)との「逆ナン交際」をスクープされた。
「記事によれば、出会いは昨年9月に行われた『東京ガールズコレクション』。かねてよりイケメン好きな村重が、井上を飲みに誘い、交際することになったとか。週刊女性の取材に村重の所属事務所からは回答はなかったが、井上の所属事務所は『皆様のご想像にお任せいたします』と否定ではなかったので、どこまでの仲かはともかく、交際は間違いないんじゃないでしょうか」(芸能記者)
それにしても村重といえば、ブレイクした昨年、2023年を振り返って「本当に忙しかったので、記憶にない」と語る通り、200本以上のテレビ番組に出演し、一気にお茶の間の認知も広がった感がある。アイドル時代のことを知らない視聴者からは、当時もさぞ人気メンバーだったのではないかと思われるだろうが、「実際にはそれほどでもなかった」とアイドルライター苦笑いする。
「もちろん目立つ存在ではありました。母親がロシア人のハーフで、HKT48に合格した11年当時は13歳。ルックスはまるで妖精のようで、他のメンバーと比べても群を抜いていましたから。性格は今と変わらず、トークはうるさいし可愛い子ぶることもほとんどなく、ウケない一発ギャグをやり続ける愛すべきウザキャラといった感じで、人気面では正統派アイドルタイプの現LE SSERAFIM・宮脇咲良らの陰に隠れていましたね。ファンが求めるアイドル像とは、少し乖離したタイプでした」
実際に、AKB48グループメンバー全員が参加するランキング形式のイベント「選抜総選挙」では、最高位が67位と振るわず、一定の存在感を発揮してはいるものの、グループの中心に立つタイプではなかったという。デビュー当時、村重の取材を担当した雑誌編集者はこう振り返る。
「実際に会うと、初めてのグラビア撮影に大喜びで、人見知りもなく素直でいい子でした。カメラ映えもよかったですね。ただ、トークは本当にはしゃいでいるだけの子供、という感じで、ほほえましいけど壊滅的に面白くなかった(苦笑)。ずっとこのキャラで行くのは難しいかな、という感じはしましたね。彼女のキャラを生かせるようにトーク力を磨いてくれるような存在がいればな、と思った記憶があります」
そんなティーンの村重に訪れた転換期は、あのバラエティ女王との出会いだった。
「12年に、指原莉乃がHKT48に加入したんです。グループができたばかりでアイドルの“イロハ”も全くわかっていなかったHKT48メンバーは、指原の薫陶を受けて大きく成長します。中でも村重は、最も指原が指導したメンバーとして知られ、一時期はあまりに指原が厳しいため、村重のほうが指原と顔を合わせることを避けていた時期もあるくらい。いわば指原の愛弟子なんです」(前出・アイドルライター)
今に至るバラエティ番組での“勘の良さ”は師匠譲りというわけだ。21年に行われた村重のHKT48卒業公演では指原が手紙をしたため、芸能界の海原に乗り出す弟子にエールを送っている。
「いわく、『あきらめてはいけません。努力をやめてはいけません。自分を嫌いになってはいけません』。その言葉を胸に今日のブレイクにたどり着いたと言って間違いないですが、イケメン好きなところまで指原に似た村重は、師匠譲りの“あきらめない精神”で、みごと理想の彼氏をゲットした、というところでしょうか」(前出・アイドルライター)
有り余る元気で、次は芸能活動でも師匠超えをねらうのだろうか。