もしかすると、SMAP解散よりショックだったかもしれない。中居正広にとって最愛の父・正志さんを亡くしたことは、大きな出来事だった。
正志さんが、およそ2年にわたる闘病生活の末に息を引き取ったのは、2015年2月19日。この年の2月は、実に不思議なことが重なっていた。
まず、中居には我が子のようにかわいがる姪と甥がおり、2人は春、夏、冬の長期休暇を利用して上京し、中居の高級マンションに連泊する。正志さんが息を引き取ったその日は、偶然にも姪の誕生日だった。
さらに、通夜が執り行われた2月21日は、「中居正広の『終活』って何なの?~僕はこうして死にたい~」(フジテレビ系)のオンエア日。中居が生まれて初めて臨んだ、“死”をテーマにした特番だった。アイドル誌の専属記者は言う。
「中居がラジオで漏らしていたところによると、正志さんの葬式が行われた2月22日は、別の姪の誕生日。さらに、四十九日は、中居家の2番目のお兄さんの子どもの誕生日。2月はあらゆる日に意味がありすぎて、気持ちが悪かったそうです」
中居はそんなことを久しぶりに親族が集まった日に話していたという。そして「通夜だけ何もなかったね」という話に落ち着いたのだが、後日スゴいことが発覚した。2月21日は、両親の結婚記念日だったのである。この偶然には何らかの“因果”があったのだろうか。
(北村ともこ)