歌手の星野源が、11月29日に放送された音楽番組「ベストアーティスト2016」(日本テレビ系)への出演をドタキャンして話題を集めている。
星野といえば、最近は俳優としても活躍し、現在放送中の新垣結衣主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)にも出演。ドラマのエンディングテーマも担当しており、注目を集めている。
そんなイケイケモードのさなかでの出演キャンセル騒動。表向きの理由は過労による体調不良となっているが、実際のところは別の要因があるようだ。番組スタッフは声を潜めてこう明かす。
「星野さんは当初、番組で『恋』を歌唱する予定で、本人も了承していました。ところが、これにTBSサイドが待ったをかけたんです。TBSにしてみれば、自局のドラマ、それも高視聴率を記録しているヒットドラマのテーマソングを他局の視聴率稼ぎに使われるのはさすがに許せなかったのでしょう。しかも、TBSのほうも年末に音楽番組を組んでいて、当然、星野さんも出演する予定でしたからね」
星野のブレイクの背景には、当然「逃げ恥効果」もあるわけで、TBSサイドにしてみれば、無断での他局の音楽番組への出演は飼い犬に手を噛まれるようなもの。しばらくは「TBS専属タレント」となるしかなさそうだ。
(しおさわ かつつね)