今回は還暦を過ぎても肌はツルツルで若々しいままの女優・黒木瞳をクローズアップ。現在放送中で、サスペンスドラマ仕立ての「にしたんクリニック」のCMがおもしろすぎて、しかも顔がピンとしすぎ!とも話題なのだとか。何か秘密があるのだろうか…。黒木に憧れるアラフィフ美容オタクライター・M子と美容プロモーターX男が「R.O.clinic(アールオークリニック)」(東京・渋谷区)の呂秀彦院長の分析をじっくり聞いてきた!
M子: 以前にも増して顔がリフトアップして、目がさらにつり上がって耳の横に線があるようにも見える…なんて、ネット上で話題の黒木瞳さん。思い切ったCMにも出て、私的には好印象。やっぱり大女優ですよね。
呂院長:耳の横の線はシワでもできますし、写真や映像だけで判断するのは難しいですね。ただ、美容整形の分野で申し上げますと、以前はフェイスリフトを行う際、もみあげと耳の間に切開をする場合がありましたので、切開線が耳の横に見える場合がありました。でも最近は、もう少し耳の形に沿って切開線をデザインする先生が多いと思います。
X男:確かに顔がつっぱりすぎのような?
呂院長:そうですね、お写真では昔と比べるとちょっと引きつっているようにも見えますね。
M子:黒木さんのことはさておき、フェイスリフトという大型手術は、人生においては、2回までしかできないと聞きます。実際そうなのでしょうか?
呂院長:2回までという回数制限はありません。その方の皮膚の余り具合や張り具合で判断するべきで、2回以上施術することには問題ありません。が、何度も繰り返し施術を行う必要がないような、いいフェイスリフト手術を受けるべきですね。
M子:つまり技術の問題ですよね。そこまで勇気がないのですが、アラフィフの私は美容マシンだけでは物足りないんです…。糸を入れるといいんですかね? 最近のスレッド(糸)リフト事情を教えてください。
呂院長:スレッドリフトは大変人気があります。M子さんのご指摘の通り、機械による治療ではいまいち満足できないけど、切開でのフェイスリフトにはダウンタイム(術後の痛み、腫れ、内出血などの症状が落ち着くまでの期間)などを考えると躊躇される方が、スレッドリフトを好まれます。
M子:ホオに入れるのか、アゴに入れるのか? ちょっと先生、個人的に今度ご相談に乗っていただいていいっすか(笑)
X男:アテンドしますよ。
【 連載コンビ・プロフィール】
M子:美容と芸能のライター歴25年。誰もチャレンジしない時代に、女性誌で初めてプチ整形を体験取材した一人。美容整形への風当たりが強い時代から美容術の「今。を追っている。
X男:美容整形業界に長く在籍し、コーディネーターとしてTV・出版業界、芸能事務所、財界にも太いパイプを持つ。