旧ジャニーズで「Aぇ!group」のメンバーだった福本大晴が7月21日に自身のインスタグラムを更新し、新たな所属事務所が「NEW EVIDENCE」となったことを報告している。
福本は「お知らせ」と書き出し、「この度、HP公開に伴い、NEW EVIDENCEに所属したことを発表いたします」「最高の音楽、パフォーマンスを発揮できるアイドルを目指します!」と、事務所加入と今後の意気込みを綴った。
これにはファンから「おめでとうございます!!!大晴くんのことこれからも応援できるのがすごく嬉しいです」とするエールが寄せられたが、旧ジャニーズを離れた理由を明かさないまま、次々に新たな発表のみを続けるやり方には疑問の声も届いている。
福本は昨年12月30日、「コンプライアンス違反」を理由に事務所から契約解除されていたが、具体的な内容に関しては「当該関係者の方々のプライバシーならびにご意向を尊重し、公表を控えさせていただきます」と説明しなかった。
また、6月20日におこなったYouTube生配信では、8月23日より全国15カ所を巡るライブの開催を報告すると、「今の自分に応援してくださいと言える資格はありません。なので今後の活動を通して福本大晴を応援していてよかったと思ってもらえる活動をしていきます」「これからはアイドルとしてダサいことや、恋愛、ファンの皆様を裏切るようなことはしないと誓います」などと語っていた。
このコメント、裏を返せば、昨年末の旧ジャニーズ契約解除騒動は、“アイドルとしての自覚がなく、ファンを裏切るような女性トラブル”だった可能性が高いと推察できる。ネット民の中には、謹慎処分ではなく、一発退場のような契約解除という処分には「よっぽどの悪さをしたとしか考えられない」とする声がいまだに根強い。そのため、新たな所属先が決まった事実に驚く人が多く、「その前に説明しなきゃいけないことがあるんじゃないの?」「よくこんな訳アリな人を雇えるね…」「事務所さえ違えばデビューOKってことなの?」「芸能界はワケ分からん」との反応が散見された。
また、“これからは恋愛を含めて、もうファンを裏切らない”と堅く誓った福本ですが、2020年6月には女性と手を繋いで歩く“デート疑惑動画”がネットで拡散されたほか、翌21年3月にも、アイドルとのホテル密会がスクープされ、大炎上。しかも、そのアイドルが、福本との密会6日前に福本の先輩にあたるタレントともホテルで合流していたことで、一部からは、“世話になった先輩の女”を略奪したようにも評された。
それだけに、ファンを裏切らないという言葉が信じられるまでにはまだ時間もかかりそう。どうしても契約解除の理由を説明できない事情があるのだとすれば、今後の活動で改心したことを示していくしかないだろう。
(木村慎吾)