SNSでの誹謗中傷騒動により大炎上中のタレント・フワちゃん。その後、パーソナリティを務めていたニッポン放送「フワちゃんのオールナイトニッポン0」を降板することが決まり、2020年7月よりレギュラー出演してきた日本テレビ系「行列のできる相談所」のイスも危うくなってきた。
フワちゃんは8月4日、お笑い芸人・やす子に対して不適切な書き込みをおこなったとして、多方面から批判が殺到。CM出演していた「Google Pixel」の映像が非公開となるなど、相次いで失言の影響が出始めると、10日までに「行列のできる相談所」公式サイトの「レギュラー」欄からも、名前が削除されていることが分かった。
同サイトトップページには、MCの東野幸治やフットボールアワー・後藤輝基らとともにフワちゃんの姿が写っているが、日本テレビは、今後の出演について一部スポーツ紙に「検討中」と回答したという。
「Googleとニッポン放送は“他者を尊重しない誹謗中傷行為”を重く見ており、日本テレビとしてもレギュラー起用を続けるかどうか悩ましいところでしょう。2000年に始まった同番組は、初代MCの島田紳助さんが反社会的組織との繋がりを報じられたことで11年に引退し、番組から降板。以降は東野と宮迫博之がMCを任されるも、19年の闇営業騒動により今度は宮迫が降板し、東野と後藤の2人体制に。翌20年6月にアンジャッシュ・渡部建が不倫報道で番組から去ると、その後任として迎えられたのがフワちゃんでした。もしもフワちゃんがこのまま番組から姿を消すと、紳助さん、宮迫、渡部に続く4人目の不祥事降板となるため、ネット上ではまたしても『行列の呪い』というワードが飛び交うこととなりました」(テレビ誌ライター)
同番組は、21年10月より番組名から「法律」の2文字を削除しているが、元々は「行列のできる法律相談所」というタイトルで、様々な事象について“罪に問えるかどうか”をジャッジする内容だった。SNSでの誹謗中傷は今や深刻な社会問題で、法的措置に至るケースも増えているが、フワちゃんの処遇は果たしてどうジャッジされるのだろうか。
(木村慎吾)