バラエティ番組ファンやSNSウォッチャーには、もはや欠かせない存在の「ママタレ」たち。結婚して子供を産み、夫婦のエピソードや子育ての悪戦苦闘ぶりを世間に報告するだけでも仕事が成り立つだけに、その人数は数えきれないほど。多くのママタレが人気上位に食い込もうとしのぎを削っている。
そんなママタレたちは、何をしても何を言っても称賛やバッシングの対象になるわけだが、週刊誌などが毎年のように発表する「好きなママタレ」で異変が起こっているという。
「一昨年の2015年、週刊誌の『好きなママタレランキング』でトップに君臨したのは、がんの闘病ブログで注目を浴びた北斗晶でした。それが2016年に入り、市川海老蔵の妻である小林麻央の突然のがん告白で世間が話題騒然となったこともあり、世間の応援を独り占めしていた北斗の人気も落ち着きました。そんな“闘病ママ”たちの反動もあったのか、昨年末に発表された最新ランキングでは、明るいイメージの清楚系ママが上位を独占したようです」(女性誌記者)
12月31日に「セブンイレブン」限定ムックとして発売された「Asa‐Jo Premium(アサジョプレミアム)」では30代と40代のママ1000人にアンケートを実施。それによれば、「好きなママタレ」の2位に三田寛子がジャンプアップする結果に。
「2016年のキーワードはなんといっても『ゲス不貞』。とにかく、男たちが好き放題に遊びました。相手の女性たちにも明暗がクッキリ出ましたが、夫である歌舞伎役者の中村橋之介が京都の人気芸妓との不貞を文春砲で暴かれると、即座に妻である三田が『芸以外のことでお騒がせする結果になってしまい、主人も私も至らぬ点がありましたので深く深く反省しております』と、笑顔を浮かべる堂々たる対応を見せました。世間でも旦那さんの“遊び”に悩まされているママが多いだけに、この会見で好感度は急上昇し、三田をリスペクトする声も多く聞かれました。投票者のコメントには『まるで仏様みたい』という声もあったほどです」(前出・女性誌記者)
また、同じく上位には、藤井隆の妻である乙葉が急上昇しているという。
「確かに好感度は高いですが、これにも驚きました。ドラマの『逃げ恥』に夫婦で出演して話題をさらいましたが、このアンケート集計はドラマのオンエア前。いかに“逃げ恥”スタッフの勘が冴えていたかもわかりますね。とにかく暗いニュースの多かった2016年は、明るく好感度の高いママタレたちが、世間のママの心の支えになったようです」(前出・女性誌記者)
はたして、栄えある1位はだれか? そして、あなたの好きなママタレは何位にランクされただろうか?