ギャラへの不満は事務所の“解体”後も相変わらず?HiHi Jets・猪狩蒼弥が日々のハードスケジュールをこなしながらも「稼いでいない」理由として、単価への愚痴をこぼす場面があった。
10月20日放送の「シューイチ」(日本テレビ系)に“超多忙な芸能人”と紹介されて登場した猪狩。秋冬に向けた洋服のショッピング企画に臨む中、高額商品の購入を躊躇するシーンが散見された。共演者からも背中を押されたオシャレなデザイナーズジャケットについても、9万円という値段を知ると「無理無理」と手を伸ばさず。
“売れっ子なのにケチ”なイメージを心配されると、猪狩は「ボクがジュニアにして何でこんなに仕事をいただけているかっていうと、多分単価が安いからなんですよ」と、笑いながら自虐。カメラ目線で「忙しいですけど、稼いでないですから! 忙しいだけです!」と生々しく嘆いてみせた。
実は、猪狩の“ギャラへの不満”は今に始まったことではなく、旧ジャニーズが解体を迎える前の昨年4月に放送された「川島明の芸能界(秘)通信簿 春の3時間SP」(フジテレビ系)でも、「ボクら、社長3代経験してるんですけど、何したらデビューできるの?」と、2015年の結成からなかなかCDデビューに至らない現状への想いを漏らしている。
「HiHi Jetsは21年11月に単独でのアリーナコンサートで、2日間を満席にした実績がありますが、上層部からは『それとデビューはまた別だよ』と告げられたといいます。猪狩がそれほどまでに“デビュー”にこだわる背景には『まず、お給料が全然違います!レベルがもう2倍から3倍は』と金銭面での違いがあるようで、メンバーの佐久間龍斗も『仕事の内容が同じでも全然(もらえる額が)違う』と、やはり単価に差があると説明。他にマネージャーの現場送迎の有無も変わってくるのだといい、HiHi Jetsのメンバー間で『どうやったらオレら認められる?』『どうやったらもっとお客さんに見てもらえるんだ?』などと頻繁に話し合っていると明かしています。結論としては、“よくわかんない”とのことで、一つ一つの仕事をメンバー全員が楽しみながらこなしていくという答えにたどり着いたのだとか」(テレビ誌ライター)
それから1年。旧ジャニーズにとって大きな変革を乗り越え、4人目の社長の下で活躍する猪狩だが、収入面での不満が解消することを祈っておきたい。
(木村慎吾)