俳優・伊藤英明がSNSで話題をさらっている。さる10月22日、そして10月25日に自身のSNSに投稿された動画が大きな反響を呼んでいるのだ。
注目の的となったのは、彼のいつもとは異なる「眉毛」。以前の伊藤といえば、太くワイルドな眉毛が特徴的で、その男らしさと豪快さを象徴する要素でもあった。
しかし、一連の投稿で見せた姿では、かつての太眉が驚くほど細くなっており、その変化にファンからは「印象が違う!」「もしかして偽物だったりして?」といった驚きの声が上がったのだ。
そして、10月29日になって、こんな動画があがった。
「こんにちは。伊藤英明です。49歳です。次の役のために坊主にしてみました。眉毛も剃ってみました。剃り込みも入れました、サッパリと」と、細眉に加え、頭を丸刈りにし、カメラにむかって敬礼しながら、失笑ぎみに報告。「フォローしてください。応援よろしくお願いします!」と、笑いをこらえつつ、視聴者に語りかけたのだった。
伊藤は、俳優としての幅を広げるため、これまでも、様々な役柄に挑戦してきたが、今回の変身でどんな役に挑戦するのか。動画では、まだ触れられていないが、
「今回の彼の眉毛の変化は驚きましたが、ちょっと細すぎるかもしれませんね」と、美容関係者は指摘する。続けてもらおう。
「特に、投稿された写真では眉毛の上部が青みがかっていることから、剃ったか、ワックスで処理した跡が見られます。このプロセス自体は、役作りの一環であっても不思議ではないですが、眉毛を細くするには骨格とのバランスが非常に重要。太い眉毛から細くする場合、プロに相談するのがベストです」
かつて、1990年代後半には安室奈美恵さんの「アムラー眉毛」が流行し、細眉ブームが到来して以来、日本では細い眉毛が一時期スタンダードとなっていた。しかし、最近ではナチュラルな太眉が再び注目されており、特に女優の石原さとみや長谷川京子のような自然な眉のスタイルが人気を集めている。最近では、上戸彩があえて太すぎる眉毛に挑戦したことも話題となり、眉毛は今や顔の印象を大きく左右する重要なパーツとして再評価されている。眉毛はその人の表情やキャラクターを大きく変えるパワフルな要素であり、役作りにおいても重要なポイントとなる。
それにしても、細すぎる伊藤のマユについては、「今回の動画では、敬礼していることから、軍人役なのかな、とも思いました。ただ一方で、細眉が一つの象徴的なスタイルになるヤンキー役や80年代の作品に登場するキャラクターの可能性もあります」(芸能記者)との見方があるが…。
ちなみに伊藤は、9月3日にも、丸刈り姿になる動画をSNSで公開し、ファンを驚かせたばかり。2020年に放送されたドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(TBS系)の役作りのために行われた散髪の様子のようだが、このころから、新しい役作りへの気持ちが盛り上がっていたのかも。