12月29日に所属事務所の公式サイトで「弊社所属俳優成田凌が、この度、一般の方と結婚することになりましたことをご報告申し上げます」と発表された。さらにお相手の女性が妊娠中であることも明かされ、来年には第一子が誕生するという。
ネット上には祝福の声と同時に「もっとオジサンになってから20代モデルとかと結婚する人だと思ってた」「正直、まだ遊び足りないし確実に遊ぶ人だと思ってたんで意外」「どっかの動画で『酔った勢いで先輩の彼女に手を出してひっぱたかれそう』って見て、この人のヒモ感をよく表してると思ってたけどちゃんと結婚するんだ!」といった、“意外性”を感じているとする声も少なくないようだ。さらには、お相手が「一般の方」だということに引っかかりを感じた人も多いようで、「一般人という名の元モデルとか元女優とか、元芸能人だよね?」と指摘する声も目立っている。
個人的には、当時22歳だった成田が注目されるきっかけになった2016年6月から8月に放送された長谷川京子主演ドラマ「ふれなばおちん」(NHK BSプレミアム)の番宣で、同年7月2日放送の「土曜スタジオパーク」(NHK)に生出演した時のチャラさが忘れられない。ドラマの演出だった三木康一郎監督から「野心家でイケイケでチャラい」と言われ、「かわいいっすよね、長谷川さん」と言ってばかりいたことも暴露され、成田が「監督のほうがずっとメロメロでしたよぉ、長谷川京子さんにぃ」などとヘラヘラしながら反論していた様子がまぶたの裏に焼き付いている。
チャラいことを隠さないというより、隠すこともできないほど浮かれた感じの人なのに、演技をするとチャラさが消えてしまうからすごい、と感心していたら、あっという間にすばらしい役者へと成長したから非常に驚いた。今回の授かり婚報告には、世間の声と同じく「意外」な気持ちでいっぱいだが、あの日、テレビを見ながら「心底チャラい!」と驚いた成田がどんなパパになるのか楽しみだ。
(森山いま)