日本発売当初、かければなんでも美味しくなるから「ドラえもんの秘密道具の1つ“味のもとのもと”だよね?」と話題になった「クレイジーソルト」。大概の炒め物や肉料理には「これをかけておけばオッケー」という画期的な万能調味料でした。そんなクレイジーソルトの派生系?姉妹系?の3本セットを『コストコ』で発見。早速、買って食べ比べてみることにしました。
まずは赤いラベルの「クレイジーガーリック」。3つの中では一番粒感がしっかりしています。中身はガーリック、岩塩、オニオン、ブラックペッパー、セロリシードなど。アヒージョやガーリックシュリンプの味付けにオススメのもので、塩コショウ+ガーリックは和洋中なんでも使えて便利かも。
そして緑色のラベルは「クレイジーバジル」。中身は岩塩、ガーリック、バジル、ブラックペッパー、パセリ、オニオンなど。そこまでバジルがガツンとくるものではなく、後からふんわ~り漂ってきます。カプレーゼやバジルチキンソテーにオススメのものですが、バジルをそこまで期待しちゃダメ。ほんの~りバジルが香る塩コショウといった程度です。
最後に、黄緑色のラベルが「クレイジーライム」です。中身はブラックペッパー、岩塩、ライム加工品、砂糖など。パッタイ風焼きそばやワカモレにオススメのものだけれど、そこまでエスニックでもなく「あ~、確かに柑橘類いるねぇ」というレベル。3本とも、塩とコショウがキリッとしていて、プラス、それぞれのフレイバーという感じです。
それぞれ牛肉につけて食べてみたところ、脂っこい部位にはクレイジーライムの柑橘感がいい感じ。肉厚の部位にはやっぱりガーリック、ただし、最初はちょっとガリガリするけれど。そしてバジルは、肉の油感を控えめにしてくれる感じでした。
それぞれ102g(バジル)、111g(ガーリック)、85g(ライム)と、使い切りやすい量なのもいい。だってコストコのクレイジーソルト、ホテル・レストランサイズで1本269gもあってでかいからね。これくらいのサイズ感で味の違いが楽しめるなら、買って正解!な3本セットでした。
(ロドリゴいしざわ)