3月1日に第9話が放送の「最高のオバハン中島ハルコ~マダム・イン・ちょこっとだけバンコク~」(フジテレビ系)。シリーズ第3弾となった今作だが、大地真央演じる名古屋生まれ名古屋育ちの美容外科医で毒舌マダムの中島ハルコが、様々な人々の悩みを独特の人生観をもとにぶった斬る、痛快デトックスエンターテイメントは、土曜の夜に何となくテレビを消さずに流し見するのに丁度いい。
ハルコ(大地)のファッションショー的な要素もかなり強い作品なので、“今日のハルコの衣装やヘアメイクはどんなかな”と、楽しみにしている人も少なくないようだ。中にはこの作品の合間に流れる消費者金融会社「アイフル」のCMで、現在は大地が角刈りのカツラを装着して寿司職人キャラを演じていることから、ドラマ本編とのギャップの大きさに「大地が演じるキャラの振り幅」を味わっている人が多かったため、「ACジャパン」のCMにすり替わってしまった現状は、実に残念だ。
透けるような白い肌に衰えを知らない美貌は、「これで69歳だなんて信じられない」と驚く声が数多くあがるのも当然だろう。実年齢を受け入れて仕事を続ける女優もいるが、大地はエイジレスという言葉通り、実年齢を感じさせないことで仕事を続けて成功している、数少ない女優ではないだろうか。
来年には古希を迎える大地。イメージキャラクターを務めている「銀座ステファニー化粧品」の「アルーチェルーチェ・プラス クッションファンデーション」は、「大地さんの肌のようになれるのなら」という理由から人気が高いのだと有名美容雑誌の編集者から聞いた。大地には「憧れの先輩」として、エイジレスな生き方を貫いてほしい。
(津島修子)