2023年12月に放送されたバラエティ特番「お笑いアカデミー賞2023」(TBS系)では、23年に最も忙しかった芸人に贈られる賞である“最優秀多忙賞”を受賞していた、元自衛官でピン芸人のやす子。なんと彼女はこの年、2月に1回だけ休みがあっただけで、300連勤以上していたことを告白しており、この収録の時点で24年も4月までスケジュールが埋まっていると明かしていた。
それだけの殺人スケジュールをこなしていることもあって、「少しは仕事以外の思い出を作れる1年にできたらいいなぁ~」と来たる24年に淡い期待を抱いてたやす子だが、25年の現在も相変わらず多忙な日々が続いているようだ。
さる2月26日放送のバラエティ「あちこちオードリー」(テレビ東京系)で、やす子はここ3年でわずか“7日”しか休みがないことを告白しているのだ。
「多忙のピークは23年頃なのでしょうが、ざっくり計算しても24年4月以降も休みが2カ月に1日あるか、ないかというレベルですから、多少休みをもらえるようになったとはいえ、常人では考えられないほどのスケジュールをこなしていることは間違いありません。また、やす子は即応予備自衛官として部隊に所属している状態で、年に数日は訓練に参加していると説明していましたから、ゆっくり休める時間はさらに限られます」(エンタメ誌ライター)
とんでもなく売れていることで給料も22年頃と比較すると、200倍ほどになったというが、当然ながら、多忙すぎるとメンタルにも異常が現れるわけで、番組MCのオードリー・若林正恭から「(忙しくて)おかしくならなかった?」と質問されると、やす子は迷うことなく「おかしくなりました」と笑いながら即答している。
「そもそも、やす子はメンタルが非常に弱いことを公言しています。23年11月にも、自身のXで『ちょいといっぱいいっぱいで、さっきちょっとドアに足ぶつけただけで、いっきになんか弾けて泣いてしまった』と、多忙からメンタルが不安定になっていることが分かる投稿をしていましたから、いまだにしっかり忙しいのは心配なところ」(前出・エンタメ誌ライター)
昨年4月に出演したバラエティでは、スケジュールが埋まっていることに慣れ過ぎて、ごくマレにスケジュールが埋まっていない時があると、それをストレスに感じてしまうようになってしまったと話しており、むしろマネージャーに「もっと仕事入れてください」とお願いしたというからやはり普通ではない。
そして、この無茶苦茶なお願いをされたマネージャーは「俺がもたねえよ」と断ったというだけに、マネージャーも尋常ではない苦労をしていることだろう。
(田中康)