春になると、ふんわりとした桜の香りとともに食欲をそそる新商品が続々と登場する。中でも今、注目したいのが、「さくらあんバター」だとか。バターの濃厚なコク、あんこの上品な甘さに、ほのかな桜の香りが加わり、まさに春限定のご褒美スイーツだ。
この“あんバター”はブームを超えて、もはや定番化していると言ってもいい。ブームに火をつけたのはマツコ・デラックスさん。マツコさんのお気に入りは、厚切りトースト×あんバターの黄金コンビ。バターがジュワッと溶けたところに、あんこの甘さが絡む、まさに「犯罪級の美味しさ」「これが家にあると手が止まらない」と絶賛したことで、視聴者からも「わかる!」と共感の声が続出。全国のあんバターファンが増殖、次第に定番化したという経緯だ。
あんことバター、一見シンプルな組み合わせだが、この2つが合わさることで生まれるのは、食べ始めると止まらなくなる中毒性の高さ。パン屋やカフェでも“あんバターサンド”はメニュー化し、特にあんバター×クロワッサンやあんバター×フランスパンなどの新しい組み合わせは、サクサク食感と甘じょっぱさが相まって、まさに罪深い美味しさとなっている。
また、最近では、京都銘菓「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」や「京ばあむ」などを製造・販売する「美十」が新発売した「ふわふわおたべ」。通常のおたべとは違い、ふわっとした生地の中にこしあんバターでペロリといける新感覚スイーツ。ミルキーな風味が際立ち、口の中でとろけるような食感が魅力。現在、京都限定での販売のため、京都の春土産として人気を集めている。
お花見のお供に、ちょっとしたご褒美スイーツに、ぜひ堪能してみては?
(写真はイメージ)