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2025/04/20 07:14

スーパーのチラシでマル儲け作戦!/和田虫象「座右の銘は『不労所得』」

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2025/04/20 07:14

 自宅ポストには頻繁に広告チラシが投函されている。チラシを毛嫌いする人は少なくないが、近隣店舗のオープンや特売情報を得られるので個人的にはありがたい存在だ。しかし、ただチラシを眺めて捨てるだけでは能がない。以前から、もっと有効活用できないだろうかと感じていた。

 というわけで、考えたのは割引券やクーポンを売り出す作戦だ。チラシの中には、販売促進のため店頭に持っていくだけで値引き可能なチラシが少なくない。俺が利用するもの以外はすべて売り出してみたらお小遣い稼ぎができるのではなかろうか。さっそく、我が家に届いていた焼肉屋の10%割引券をメルカリに出品してみた。設定価格は送料込み300円だ。メルカリ出品可能な最低価格だが、他にも出品者がいて相場ができているので仕方がない。

 長期戦を覚悟していたが、売れたのは3日後だった。販売手数料は30円、発送は郵便局のミニレターを使えば85円なので、合計185円の利益だ。地味な小遣い稼ぎだが、ポストに小銭が投函されていると考えると気軽にチラシを捨てる気にはならない。

 割引券が売れる可能性に気がつくと、街の見え方が変わってくる。スーパーや薬局の店頭にも置かれているし、地域のフリーペーパーに広告として掲載されている割引券もある。自宅に届いたダイレクトメールや、お買い物時にレシートにくっついているクーポンまで、金に見えてくる。手当たり次第出品だ。どこかには、金を出してでも欲しい人がいるはずだろう。いずれも300~500円の低価格出品だが、元手はすべてタダだ。

 売り始めて3カ月余りが経った。かれこれ計15枚出品したが、売れたのは焼肉屋と写真スタジオ割引券のわずか2枚のみだ。利益は370円にしかならなかった。他はすべて300円に値下げしているのに、売れそうな気配がまるでない。発送はもちろん、出品にもひと手間かかるのに全く売れないので、馬鹿らしくなってきた。もう割引チラシを売るのは止めにしよう。

(写真はイメージ)

和田虫象(わだ・むしぞう):1980年生まれ。専門学校卒業後、芸能活動をするも芽が出ず、底辺ライター兼便利屋に。ニート気質ではあるが「きっついお仕事」「俺の旅ーニッポン縦断強制放浪」(いずれも鉄人社刊)の著書がある。

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