今回は、芳根京子さん&本田響矢さんの2人を占ってみたいと思います。ドラマ「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)で夫婦役として共演している2人。昭和11年の日本を舞台に、初々しい夫婦生活を丁寧に描いているこのドラマを見て、「キュンキュンする」視聴者が続出しているようです。一視聴者の私としては、ドラマと同じく芳根さんと本田さんの今後の関係が気になるところ。そこで今回は、果たして2人がリアル「めおと」になるのかどうか、ホロスコープを読み解くことで、その可能性を探ってみましょう。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。では、さっそく2人のホロスコープを重ね合わせ、相性を占っていきましょう。
2人の相性相関図を見たとき、「2人が惹かれ合い、恋人同士になるのは自然な流れかも」と思いました。なぜなら、相反する相性が混在しているからです。まず、芳根さんの金星と本田さんの太陽が120度を形成しています。金星は愛情を表す星で、恋愛の方向性などを決定付ける星。もう一方の太陽は性格や人生、生き方などを表す人で、その人のキャラクターの大部分を決める重要な星です。この2つの星が120度という「互いの長所を引き出し合う調和の角度」を作っていることから、2人は初対面から好感を抱き合い、自然と惹かれていったはず。今も本田さんは芳根さんへの好意が高まるにつれて、アプローチしたくなっているのではないでしょうか。そして芳根さんもまた、本田さんの愛情表現を嬉しく感じているでしょう。
ところが、芳根さんの月は本田さんの金星と90度なのです。月は感情や好み、心理などを表す星で、愛情の星・金星と「葛藤と摩擦の角度」を形成。そのため、惹かれ合うものの、深い関係になるとすれ違いが生じそうです。相手の言動の意味を理解できず、嫉妬や疑惑に悩まされる場面もあるでしょう。それだけではありません。芳根さんの火星と本田さんの太陽もまた90度を形成。火星は情熱やエネルギー、行動力などを表し、恋愛においてはアプローチ力などを表す星ですから、芳根さんの振る舞いが本田さんを翻弄し、ときには落ち込ませてしまうことが考えられます。
これらの相性を総合的に分析すると、本田さんにとって芳根さんは「自分を困らせる愛おしい存在」といえるかもしれません。反対に芳根さんにとって本田さんは、「わがままを聞いてくれる大切な人」といえそうです。もう一つ、芳根さんの水星と本田さんの太陽が120度というのも重要なポイント。水星はコミュニケーションや知性の星で、これが太陽と120を形成していることから、「意思の疎通がスムーズな関係」を暗示しています。たとえ一方のわがままに振り回されようと、結局のところは心が通じ合うでしょう。
このように、2人が恋愛関係になるのはごく自然な流れと言えそうです。ドラマのような「キュンキュンするめおと同士」が現実になるのは、そう遠くない未来かもしれません。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に『ABOAB型人間の頭の中』(青志社)、『どうしてあの人に勝てないの? ~ひとつ前の星座でわかる、あなたが<勝てない人>』Kindle版、最新刊『”ダメな恋”から抜け出せないあなたへ 恋の呪いを解く新法則: どうしてあの人に惹かれるの?~8番目の星座でわかる、あなたが<弱い人> 12星座力学の秘密 』Kindle版(いずれも西瓜社)など多数。