任天堂の新型ゲーム機「Switch2」が発売されて10日余り。Snow Manを起用した豪華CMの効果もあって、販売は絶好調だ。だがその一方で、ソフト不足を嘆く声や、思わぬところで話題となったタレントの購入報告がネットを賑わせている。
「任天堂は今回、Switch2のCMにSnow Manの深澤辰哉、渡辺翔太、目黒蓮、ラウールを起用。新作ソフト『マリオカート ワールド』を前面に押し出したプロモーションで発売前から注目度は抜群でした。実際、発売4日で国内販売台数は94万台を突破し、任天堂の新ハードとしては好調なスタートを切っています」(ゲームライター)
しかし、ソフトラインナップの少なさに戸惑う声も。特にSwitch2の目玉タイトルとされた「マリオカート ワールド」は、オープンワールド風の仕様が話題を呼んだものの、世界的ゲームメディア「IGN」では「オープンワールド要素に魅力が乏しい」との厳しい評価も出ている。さらに「バイオハザード レクイエム」や「ペルソナ4 リバイバル」、「サイレントヒルf」といった他社の大型新作が軒並みSwitch2に対応しておらず、ユーザーからは「結局遊べるソフトが限られている」「PS5を選ぶべきだったかも」といった声も上がっているのが現状だ。
一方、このSwitch2をめぐり、思わぬ形で渦中の人となったのが中川翔子である。中川は6月8日、自身のインスタグラムで「Switch2買えましたあああああーーー」と興奮気味に報告。だが、商品がプチプチ(気泡緩衝材)に包まれていたことから「転売ヤーから購入したのでは?」との疑惑が一部で噴出した。
「通常、大手量販店や正規店では食品用ラップ状のフィルム包装が主流。プチプチは個人売買で多く使われるため疑われたようです。また、初回当選者の報告が5日頃で、中川の報告が8日だったタイミングも一部のネット民の憶測を呼んだ要因でした」(芸能ライター)
この騒動を受け、中川は6月15日、自身のXで「絶対にフリマサイト、転売ヤーから買ってません」「完全に間違った情報でここまで色々言われて悲しいです」と強く否定。ネット上では「中川さんが転売品に手を出すわけがない」「スタッフや知人で正規入手できたのでは」と擁護の声があがる一方、「当選メールや明細書を出してくれれば一発で済む話」と証拠を求める意見も見られ、議論は続いている。
Switch2はSnow Manの起用で幅広い層にアピールし、大きな話題をさらった。だが、ソフト不足と転売騒動という“熱狂の裏側”が、しばらくゲームファンとタレントファンの間で語られることになりそうだ。
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