7月8日スタートの新ドラマ「誘拐の日」(テレビ朝日系)で、主役の記憶力が悪くて不器用ゆえに“間抜けな誘拐犯”・ 新庄政宗を演じる斎藤工。そんな新庄(斎藤)に誘拐されるのは、新庄が運転する車とぶつかりそうになって気絶し、記憶を失ってしまう天才少女・七瀬凛(永尾柚乃)。2人は「疑似親子」として次々に襲いかかってくる危機を乗り越えながら、凛(永尾)の両親を殺害した犯人を捜し、逃亡劇を繰り広げる。そんな“巻き込まれ型ヒューマンミステリー”が本作だ。
原作はチョン・ヘヨン氏による韓国の同名小説。2023年に韓国で連ドラ化された。
新庄は心臓病の娘のために裕福な病院長の娘・凛を誘拐するも、その直後に凛の両親が何者かに殺害されてしまい、一気に殺人の容疑者となってしまう。
誘拐した凛は、いくつもの国の言葉を使いこなし、博識で発想も豊かなことから、いつしか新庄は凛にアドバイスをもらいながら、殺人事件の真相解明と逃亡劇を続けることになる。
ネット上には「斎藤工が柚乃ちゃんにアドバイスしてもらう様子を容易に想像できる」「工と柚乃ちゃんという組み合わせだけで優勝でしょう。これだけでもう面白い」「まぬけ役の斎藤工と天才役の柚乃ちゃん。適役だと思っている人は多いと思う」など、期待する声が相次いでいる。
10月で9歳になる柚乃ちゃんが達者なアドバイスをする様子が目に浮かんでくるが、斎藤演じる新庄の「巻き込まれ力」に期待したい。
(津島修子)