今回占うのは、綾野剛さんと佐久間由衣さん夫妻。綾野さんといえば、主演映画「でっちあげ ～殺人教師と呼ばれた男」が公開されたばかり。妻の佐久間さんも俳優として活躍の場を広げています。そんな俳優夫妻は、どのような相性で結ばれているのでしょうか。ホロスコープを読み解けば、その答えがわかるはずです。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。では、さっそく2人のホロスコープを重ね合わせ、相性を占っていきましょう。
2人の相性相関図を見たとき、「もしかすると、お互い一目惚れだったかも」と思いました。なぜなら、綾野さんの太陽と佐久間さんの金星が0度を形成していたからです。太陽は性格や人生、生き方などを表す星。金星は愛情を象徴する星です。この2つが「星同士のエネルギーを融合し、強め合う」0度という角度なので、おそらく2人は出会った瞬間、強いインパクトを感じ、惹かれ合ったでしょう。綾野さんの人柄に佐久間さんは惹かれ、佐久間さんの魅力に綾野さんは心を奪われたはずです。太陽と金星の0度は「初対面から恋愛感情を生み出す角度」とされていて、2人のケースもそうだったのではないでしょうか。
一方、佐久間さんの火星に対して綾野さんの月と水星は180度を形成。普通なら「相容れない」と感じやすい相性です。綾野さんは佐久間さんの態度が攻撃的に思え、佐久間さんは綾野さんの言動をもどかしく思うはず。また、佐久間さんは綾野さんを口うるさく感じ、綾野さんは佐久間さんに対して「考えが足りない、向こう見ずだ」と不満を抱いているようです。そのため、家庭内で緊張感が漂う場面があるかもしれません。
ただし、2人の火星が60度という「星同士のエネルギーがスムーズに融合する」角度なので、決定的な大喧嘩に発展することはなさそうです。むしろ、お互い相手にエネルギーを与えることができ、一緒にいると元気になれるでしょう。たとえ嫌なことがあっても、すぐに忘れ、生きる希望や夢が湧いてくる相性だからです。2人とも俳優という仕事を持っていることから、切磋琢磨し合い、ともにレベルアップできる相性ともいえるでしょう。つまり2人の場合、結婚によって俳優としてさらに成長する相性で結ばれているのです。
これから先、結婚生活が長くなるにしたがい、2人は俳優として、いっそう磨かれていくのではないでしょうか。
(三田モニカ）
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に『ABOAB型人間の頭の中』（青志社）、『どうしてあの人に勝てないの？ ～ひとつ前の星座でわかる、あなたが＜勝てない人＞』Kindle版、最新刊『”ダメな恋”から抜け出せないあなたへ 恋の呪いを解く新法則: どうしてあの人に惹かれるの？～８番目の星座でわかる、あなたが＜弱い人＞ 12星座力学の秘密 』Kindle版（いずれも西瓜社）など多数。
