「もう仕事は嫌だな」と感じたら……職場という戦場で役立つ“推し”の力
- タグ
- 推し活
- 仕事
- モチベーション
- Nao Kiyota
月曜日の朝や連休明けのどんよりした空気に飲み込まれ、「仕事に行きたくない……」とため息をついていませんか?責任感だけで自分を突き動かすことには限界...
かつての昼ドラのような「ドロドロ」と「キュン」が味わえる「ドロキュン」ドラマとしてシリーズ化されている「奪い愛」シリーズの最新作「奪い愛、真夏」(テレビ朝日系)が7月18日から始まった。
初回から「奪い愛」シリーズらしくツッコミどころ満載だったが、多くの人がどうしてもツッコミを入れずにいられなかったのは、安田顕が1人2役を演じているうちの、主人公・真夏(松本まりか)の元カレ・大浦隼人を演じている時に装着している「雑なウィッグ」だろう。
昭和の戦隊ヒーローがしていたようなウルフカットというか、ペッタリと輪郭に貼りつくような毛量の少ないそのウィッグは、総合ディスカウントストアのドン・キホーテのパーティーグッズコーナーで売られていそうなチープさが漂っていることは、誰が見ても明らかだ。そんなウィッグを装着した隼人(安田)が、真夏に余命が迫っていることを告白したり、バックハグしたりしても、「キュンどころか笑ってしまう」と指摘する声がネット上にあがっているのもよくわかる。
しかし、それが「奪い愛」シリーズの醍醐味なのだ。
雑でチープなウィッグを装着して真夏に愛をささやく隼人こそ、「奪い愛」シリーズならではの”愛すべきキャラ”であり、実は私たち視聴者の深層心理には「ツッコミを入れさせてくれてありがとう」と、感謝の気持ちが芽生えていることを認めなければならないだろう。
安田が演じるもう1人の時計メーカー「TOWANI」の御曹司社長・空知時夢(そらち・たいむ)は、名前にツッコミを入れたくなるが容姿は至って「ちゃんとした社長」に見える。隼人と時夢。まったく違うキャラでありながらよく似た2人を演じる安田は、役者として楽しいことだろう。いや、隼人の雑なウィッグを被る瞬間こそ、安田の心は浮足立っているのではないだろうか。
スルメを噛んで味わうように、役者・安田顕の器の大きさを今作で存分に味わいたい。
(森山いま)