夏はとくに不安……子どものお弁当を傷ませないために工夫したい5つのこと
夏休みとはいえ、部活や習い事などでお弁当が必要なこともあるでしょう。そして早起きしてお弁当を用意したからには、安全に美味しく楽しんで欲しいですよね。とくに、夏場は食べるまでに傷んでしまわないかドキドキしてしまいがち。お昼まで安全にお弁当を保管できるよう、次のような工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。
■しっかり加熱する
調理の際の加熱が甘いと食中毒のリスクが高まります。おかずを手作りする場合は、肉や魚はもちろん、野菜も中までしっかり火を通すようにしましょう。弱めの火でじっくり火を通し、焦さずにいつもより多めに加熱するのがコツですよ。
■完全に冷ましてからお弁当箱に詰める
温かいものをそのままお弁当箱に詰めてしまうと、中に水蒸気がこもって菌が繁殖しやすくなります。作ったおかずは、小皿に入れてしっかり冷ましてからお弁当箱へ。ご飯は冷めるまで蓋をしないようにしましょう。
■おかずの汁気を切る
水分も雑菌の繁殖を促してしまう要因となります。汁気のあるおかずは、他のものに触れないようカップに入れるか、汁気をしっかり切ってから詰めましょう。
■清潔を保つ
調理中に菌を増やしてしまうと、せっかくの予防策も効果が薄れてしまいます。調理前に手をよく洗い、お弁当箱や調理器具も清潔なものを使用しましょう。
■保冷剤を活用する
お弁当の温度上昇を抑えて菌が繁殖しにくい状況をキープするには保冷剤がうってつけ。その際、冷たい空気は下へと流れるため、保冷剤はお弁当の上に乗せましょう。お弁当箱を包むように、複数の保冷剤を入れるとさらに安心です。
午後からも全力で活動できるようにするためには、エネルギーチャージとなる昼食は欠かせません。美味しく楽しいランチタイムになるよう、お弁当を傷みにくくするための工夫をぜひ実践してくださいね。
(Nao Kiyota)
