小栗旬から松田元太にチェンジ!「冷凍食品シュウマイ」CM出演の世代交代に感じる「違い」
テレビや雑誌で「おいしい冷凍食品特集」があると、必ず上位にランクインする味の素冷凍食品の「ザ★シュウマイ」。2017年から小栗旬がCMに出演し、おいしそうにシュウマイと白飯をバクバクとかき込む姿と「これが家で食えたなら…」と小栗の心の声が流れてくるのを覚えている人は、かなり多いのではないだろうか。
友人宅で2022年放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見ていた時に、幼稚園児だった友人の子どもから、小栗が北条義時を演じている姿を見て「シュウマイのおじちゃんはこの頃からシュウマイを食べていたのかな?」と、非常にかわいい勘違いおよび質問を口にされたことがある。子どもの印象にもしっかり残るCMだから、「ザ★シュウマイ」のCMキャラクターは小栗がエンドレスで務めるかもな、と思っていた。だから8月8日からTravis Japanの松田元太に世代交代したCMを見て非常に驚いた。
「『ザ★』<シュウマイ>母ちゃん、これ家でも食いてぇよ篇」に出演している松田は、部活帰りの学生や子ども連れの家族でにぎわう中華料理店で、みんなが食べているシュウマイを自分も注文。アツアツのシュウマイをほお張り、白飯をかき込む姿とともに「母ちゃん、これ家でも食いてぇよ」と松田の心の声が入る。すると。ここからが“小栗バージョン”とまったく違うのだが「食えるわよ、元太。味の素冷凍食品のザ★シュウマイ。買っておくわね」と、母親役と思われる女性のナレーションが入るのだ。
これまでの“小栗バージョン”では、小栗が名指しで呼びかけられることはなかったが、“松田バージョン”では松田が名指しで呼びかけられるのだ。
これが時代の流れであり、キャラの違いなのかもしれないが、この差が生まれた背景を考えずにはいられない。
ちなみに、「『ザ★』<シュウマイ>ご飯がすすむ篇」「『ザ★』<チャーハン>俺が作った篇」(各60秒)は8月5日より味の素冷凍食品のYouTube公式チャンネルで公開されている。気になる人はチェックしてみては。
(森山いま)
