本田圭佑が日本代表「自分にとって歴代最強」チームを断言!それでも“期待ハズレ”に終わった要因とは
サッカー元日本代表MF本田圭佑が“同国史上最強のチーム”だと断言したのは、2014年のブラジルW杯に挑んだ際の面々だった。ゲスト出演したYouTubeチャンネル「渡部のサシ飲み」(8月30日付)の中で語っている。
お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建と歴代のW杯大会を振り返った本田。08年から18年までの10年間、日本サッカー界を牽引する活躍を見せてきた彼は、2010年南アフリカ大会でW杯デビューを飾り、14年のブラジル大会、18年のロシア大会と3大会連続で大舞台に参戦すると、その全ての大会でゴールを決め、アジア人のW杯最多得点記録を樹立した。
そんな”W杯男”ともいえる本田は、アルベルト・ザッケローニ監督のもとで臨んだ14年のブラジル大会でグループリーグ敗退に終わったことについて、「結果が出なかったんで、そこに対しては非常に残念でしたし、何一つ言い訳するつもりもないんですけど」と言及。ただ、「冷静に振り返ってみても、あの時のチームが自分にとって歴代最強だと思ってる」とも述べ、当時のメンバーが日本代表では“史上最高”だったと話している。
「本田の言うように、ブラジル大会に臨んだ当時の面々当時の年齢とともに振り返ると、長友佑都(27)に岡崎慎司(28)、香川真司(25)、内田篤人(26)、長谷部誠(30)、吉田麻也(25)、柿谷曜一朗(24)と、日本のレジェンドたちがズラリと顔をそろえ、しかも、これら主力選手たちが全盛期の年齢で出場しています。本田自身もイタリアの超名門ACミランで10番を背負っていた頃で、大会出場時は28歳と最も脂が乗っていた頃。全メンバーの平均年齢は26.5歳で、サポーターからも、グループステージの突破はもちろん、長く日本の壁として君臨し続けたベスト8、ベスト4への進出も夢ではないと期待を背負っていた“最強スカッド”です。本田は今回の動画の中でグループステージでの敗退というまさかの“期待ハズレ”に終わった要因として『戦術的な事とか、細かくまだまだ詰めないといけないことはあったんだと思います』と話していました」(スポーツライター)
なお、ブラジル大会におけるグループステージの代表国は、コートジボワール、ギリシャ、コロンビア、日本の4カ国で、実力差があまり少ない拮抗したパワーバランスだった。
それだけに1分2敗という無惨な結果に終わったことは、全盛期の本田にとっても悔やまれる結末だったに違いない。
(木村慎吾)
