「謙虚のようで傲慢」アンジャッシュ渡部建にズバリ直言!古舘伊知郎の“洞察”が鋭すぎる
御年70歳にして“古舘節”はいまだ健在だ。
お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が10月11日に更新したYouTubeチャンネル「渡部のサシ飲み」に、フリーアナウンサーでタレントの古舘伊知郎がゲスト出演。トークの中で古舘が見せた鋭い洞察に、「渡部評が的確すぎる」と賛辞が寄せられている。
収録は東京・渋谷にある小籠包専門店にて、ビールで乾杯を交わしながら和やかに始まった。
「ここはよく来るんですか?」と古舘が尋ねると、渡部は苦笑しながらこう答える。
「そうですね、この個室がいいもんで…。僕いろいろあって謝らなきゃいけない局面があったんですよね。プロデューサーだなんだという人と謝罪の会をこの部屋でさんざん、『その節は…』っていうのをやった思い出の部屋なんです」
2020年6月、複数女性との不貞行為が報じられ、「王様のブランチ」(TBS系)や「Love music」(フジテレビ系)、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)、「相葉マナブ」(テレビ朝日系)といったレギュラー番組をすべて降板した渡部。その“苦い思い出話”に古舘が切り込む。
「そこに渡部さんの面白みがあるよね。ものすごく謙虚のようで傲慢なところもある。本当に心から謝罪するなら、こんなオシャレな空間でやらない。テレビ局行ってフロアで土下座する」
いきなり“古舘節”が炸裂だ。だが渡部も反論する。
渡部「いやいや、テレビ局でもやった後に『食事しようよ』って言われた時に」
古舘「ああ、謝罪の後の謝恩会みたいなこと?」
渡部「謝恩会じゃないです。カジュアル謝罪みたいな」
古舘「よくわかんない。あなたは不遜なのか謙虚なのか、ハイブリッドだよね。そういうところに芸人のすごみを感じる。どっちかに偏ったら面白くないもん」
そもそも謝恩会とは、卒業を迎えるにあたり、お世話になった先生や保護者などに対して感謝の気持ちを伝えるパーティーのこと。「卒業じゃなくて降板です」と返してほしかったところだが、古舘の舌鋒の前に、さしもの渡部もそこまでの余裕がなかったようだ。
(所ひで/YouTubeライター)
