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2025/12/04 07:15

キャメロン監督が「アバター3」でシリーズ終了を示唆 莫大な製作費と“続編軽視”の風潮に懸念

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2025/12/04 07:15

 12月19日に最新作「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」の日米同時公開を控えるジェームズ・キャメロン監督がポッドキャスト「The Town」に出演し、同作の興行成績次第でシリーズが終わってしまう可能性について言及した。

 キャメロン監督は2009年公開の1作目「アバター」で世界興収約29億ドルを稼ぎ出し、自身が監督を務めた1997年の「タイタニック」を抜いて歴代1位を記録。13年ぶりの続編となった2022年の「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」も約23億ドルで歴代3位のメガヒットとなり、映画史上最も成功したシリーズの生みの親となった。

 今月19日にはキャメロン監督自身が「集大成」と意気込む3作目の「ファイヤー・アンド・アッシュ」がいよいよ公開を迎えるが、同シリーズの製作費と採算のバランスには懸念があり、当初の予定である“5部作構想”は3作目の興収にかかっているという。

 番組内で、キャメロン監督は「『アバター』シリーズの製作費は莫大で、利益を出すには製作費の2倍の収益が必要になる。この映画が利益を出すことに疑いの余地はないが、問題は続編を作れるだけの十分な金額を稼げるかどうかだ。それにはとんでもない額のお金が必要だ」と説明した。

 歴代最高の興収を上げてきたキャメロン監督による“弱気発言”の背景には、昨今の「続編アレルギー」があるという。「最近は続編の作品が軽視される傾向がある。例えば『ロード・オブ・ザ・リング』の3作目のように、誰もがその結末を見届けたいと思えるようなシリーズは別だけどね。私にとって今作は物語の展開をまとめる集大成になっている。でも、観客が同じように考えてくれるかは分からないからね」と“3作目のジンクス”への不安をにじませた。

 続けて、当初の「アバター」“5部作計画”について、「ファイヤー・アンド・アッシュ」が仮にコケた場合、打ち切りとなる可能性があるかを問われると、「ああ、そうだね。もしここで終わるなら、それで全てが終わる。それでも私は問題ない」とコメント。自身が関与しない形で同シリーズが続くことは「絶対にあり得ない」「どのレベルまで私がシリーズに関与するかを調整することはあり得るが、全く関わりを持たずに『アバター』の新作が作られることはまず考えられないよ」と語った。

「『アバター』は1作目が映画史の記録を塗り替える興収を上げたことで、製作会社の20世紀フォックスからは莫大な資金を投じられ、2作目と3作目をほぼ同時進行で製作・撮影する形になりました。その結果、2作目の『ウェイ・オブ・ウォーター』には4億6000万ドルもの費用がかかった一方、すでに下地が整っていた3作目の今作は2億5000万ドルと約半分の費用で完成。ただ、4作目と5作目の製作に際しては、新たに“とんでもない額”の予算が必要になるため、製作会社を納得させられるだけの興収を叩き出すことが前提になります。懸念材料としては、アメリカにとって大きな市場である日本で『アバター』の1作目から2作目にかけての興収が159億円から43億円へと激減している点です。また、キャメロン自身が案じているように、4作目以降の莫大な費用の調達が今作にかかっているというのは重すぎるミッションであるとも考えられます」(映画ライター)

 映画「タイタニック」が13年間守り続けた“歴代1位”の座を、キャメロン自身が「アバター」で更新するという快挙を達成してから早15年。「ファイヤー・アンド・アッシュ」では、さらなる新記録の樹立を求められることになりそうだ。

(木村慎吾)

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