酒飲みにダイエットはできない……常識を覆す“美ボディ”の作り方
毎晩、ビールや焼酎などで晩酌していませんか? そんな酒飲みでは「ダイエットは難しい」という声が聞こえてきそうです。その理由は、お酒自体やおつまみの糖質量とカロリーが関係しているといわれるからです。詳しくみていきましょう。
酒飲みがダイエットするとき、まず知っておきたいのがお酒の糖質量です。ビールやワイン、日本酒などの醸造酒は糖質が多く、焼酎やウイスキー、ジンなどの蒸留種は糖質がほとんどありません。他に、リキュール系やカクテル、梅酒などは糖質がたっぷり含まれているので太りやすいといえます。

具体的にみていくと、ビールは350mlで約10gの糖質を含みます。100mlあたではり3.1g程度。焼酎はほぼゼロです。梅酒は100mlあたり約21gと、ビールの約7倍です。同じお酒でも、梅酒など糖質量の多いお酒が好きなら太りやすくなるといえますね。
もちろん、お酒だけではなくおつまみにも要注意。油をたっぷり使う唐揚げやフライドポテトなどのおつまみが大好きなら、焼酎好きでも太ってしまいますよね。湯豆腐や焼き魚、野菜のお浸しなどを選ぶとよさそうです。

ある酒飲みの女性は、「お酒を飲むのをやめたら痩せた」そう。お酒自体の糖質やカロリーが関係しているのか、それともおつまみが関係しているのかは分かりませんが、ダイエット成功者から学べることは多々あります。お酒は太りやすい要素があるため、控えることでダイエット効果が得られる可能性もありますよ。

お酒を飲みながらダイエットに成功した人もいます。そのコツは、糖質を減らすのはもちろん、おつまみではタンパク質や食物繊維を意識して摂取し、アルコールを分解する肝臓の働きを助けるビタミンC、酢酸、ターメリック(ウコン)などを取り入れること。こうした太りにくいお酒の飲み方もダイエット成功のカギとなりますよ。

いかがでしたか? もし、「なかなか痩せない……」と悩んでいるなら、お酒を控えるところから始めてみるのもいいかもしれません。とはいえ、無理にやめてストレスを溜めるのはNG。かえってストレス食いしてしまう恐れもあります。
上手にお酒やおつまみを選び、必要な栄養素を摂取することで、酒飲みでもダイエットが成功する可能性が高まります。ぜひトライしてみてくださいね。
