白い歯は好感度4割増しの調査結果!どんな美肌ケアよりモテる歯の「ホワイトニング」の話
審美歯科という診療科目があるほど、歯は美を測る上でも重要な項目です。矯正がだいぶ気軽に行える時代ですが、もっと手軽にできる歯の美容ケアが「ホワイトニング」。今回は、お手頃なケアから本格的な医療ケアまで、歯のホワイトニング“基本のき”をお伝えします。
歯が白いとどのくらいよいことがあるのかというところで、まずは面白い調査から。2018年に行われたアメリカの『人間の印象に関する研究(Oral-B調査)』では、以下のようなデータが発表されています。

この調査によると、「第一印象が良いと感じた人の割合」は白い歯の人で85%、黄ばんだ歯の人で39%。「好感を持たれやすい確率」は白い歯の人で72%、黄ばんだ歯の人で41%。「デートの成功率」は白い歯の人で64%、黄ばんだ歯の人で32%でした。どれも倍近い結果になっていて、歯が白い人の方が好印象であるというのは間違いないですね。
他の調査では、営業職の方の成約率は歯の白い人の方が20%高く、面接の際の評価では歯の白い人の方が10%高いなど、男女関係以外でも興味深い結果となっています。就活生なんかも、1回はホワイトニングをするといいと思います。
ホワイトニングは、歯科医院でやる本格的なホワイトニング、エステ感覚で通えるセルフホワイトニング、ホームケアで行うホワイトニングがあります。
歯科医院のホワイトニングは、イメージとしては「漂白」で、過酸化水素など強めの薬剤を使うために1回でかなり白くなります。メリットとしては、即結果が出るので結婚式や写真を撮る前などのイベント前に行うのがオススメです。
また、薬剤を使うと一時的に歯の表面のコーティングが弱くなって着色付きやすくなるので、ホワイトニング後24時間程度はワインやカレーなどの摂取制限がかかることが多いのでしっかりと守りましょう。薬剤が強いので、一時的に知覚過敏になりやすくなることもあります。
サロンで行うセルフホワイトニングは、もう少し優しい薬剤を使う「酵素分解」です。歯が黄ばみやすいたばこ・コーヒー・ワインなどが好きな方は、定期的にこちらのケアをすると黄ばみが残りにくくなります。薬剤も自然に近いものが多いので、知覚過敏なども起こしにくいです。
ホームホワイトニングは、市販のものから歯科医院で購入するものまでさまざまです。なかなか時間が取れない方でも、歯科のものだとマウスピースに薬剤をつけるだけでホワイトニングができるので楽ちんです。
漂白のものは1度で数段階白くなるので重要なイベント前に、他のホワイトニングは数千円でお手軽にできるので日常ケアにと、うまく使い分けるのがよいでしょう。
(安藤 恵美)
