フジ“松本人志の右腕”まで退社…テレビ局が「魅力的な職場ではなくなった」業界事情
昨年末に終了した『酒のツマミになる話』など、数多くのバラエティ番組を手掛けてきたフジテレビ社員の日置祐貴氏が、1月8日に自身のXで退社を報告。業界内で大きな話題となっている。
1月末で退社する理由について「フジテレビだけでなく、様々なテレビ局や配信・イベントなど、より広い領域で『面白いこと』に挑戦したい」と明かした日置氏。「フジを含めいくつかありがたいお話を頂いておりますが、詳細はまた決まり次第こちらでお伝え出来たらと思っております」と今後について綴っている。日置氏を知るテレビ関係者が語る。
「彼は2004年入社組の『お笑い班のエース』。新人時代から『めちゃ×2イケてるッ!』を担当し、その後もお笑い番組を多く担当しました。『IPPONグランプリ』や『まっちゃんねる』などダウンタウン・松本人志の番組の総合演出を務めていたことから、“松本の右腕”とも呼ばれていた。能力も人脈も兼ね備えていた名物社員だったので、フジとして退社は大痛手ですよ」
今後はフリーのディレクターとして活動するという日置氏。同テレビ関係者は「今回の退社について『フジテレビ問題』や『酒のツマミ』の打ち切り騒動と絡める見方もでていますが、やはり根本的な背景にあるのは“やりがい”でしょう」と指摘する。
「今では地上波で20年前に通った企画も、資金面とコンプラ面でさっぱり通らなくなってしまった。優秀なプロデューサーやディレクターにとって、テレビ局に在籍しているより、AmazonプライムやNetflixなど外資系の動画配信サービスと組んで仕事をしたほうが、より自由な環境で番組制作に携われる時代になりました」(前出・テレビ関係者)
金銭面でも外資系企業に軍配が。
「外資系配信企業のシリーズ案件をフリーディレクターが担当すると1000万円の報酬は当たり前。テレビ局から優れた人材が流出していくのもやむなしの状況です」(前出・テレビ関係者)
まだまだ退社ラッシュが続きそうだ。
(塚原真弓)
