「レコーディングは別々」証言も…嵐が5年半ぶりに新曲発売も不穏すぎる「内情」と「数字」
嵐が5年5カ月ぶりに新曲「Five」をリリースする。3月4日の午前0時から、各音楽配信サービスで順次ストリーミングとダウンロードが開始。5月31日にファンクラブ「ファミクラストア オンライン」の限定販売商品としてCDシングルとして発売され、ミュージックビデオとメイキングが収録される。5人はその日を持ってグループ活動を終了させるため、「Five」は芸能界への置き土産となる。
嵐のデジタルシングルは、2020年10月30日に配信された「Party Starters」以来。同じ旧ジャニーズ事務所(現、STARTO ENTERTAINMENT)の所属グループでは、16年末にSMAPがラストシングルもラストコンサートもないまま解散した最悪の幕引きがあるだけに、嵐は何としてでも、それを避けたかったはずだ。その点、“ケジメ新曲”の制作・リリースと、3月13日の北海道・大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)から始まる最後の5大ドームツアー(~5月31日、東京ドーム)の全15公演は、嵐らしいファンファーストのエンディングと言えそうだ。
しかし一方で、手放しで喜べない実情もある。事情通の芸能ライターがこう話す。
「『Five』という、5人の絆と感謝の気持ちが込められた良作であるにもかかわらず、レコーディングは別々で行なわれたようです。大野さんがすでに沖縄県・宮古島に移住して、リゾート事業を中心とした新ビジネスを展開する起業家に転じていることを思えば、5人全員が集まることは難しい。それでも、ラストシングルなのだから、メイキング映像のことも考えると、歌唱する5ショットが欲しいところでした」
大野といえば、24年10月に発売された週刊誌「女性セブン」で、宮古島で悠々自適な生活を送る姿がキャッチされている。顎ひげを蓄えて、左上腕にタトゥーをいれた姿は、旧ジャニ時代から知るファンにはショッキングだった。旧ジャニはタレントはファンの心情などにも配慮して、タトゥーは禁止となっており、関ジャニ∞(現、SUPER EIGHT)時代の渋谷すばるやKAT-TUN時代の田中聖は、除去や見えない工夫を義務づけられた。大野は当時43歳で、すでにSTARTOと距離を置いていたが、見た目の変化ににショックを受けたファンは少なからずいた。前出の芸能ライターが続ける。
「ファンにとって、さらにつらい現実を突き付けられたのは、『Five』が音楽ショップで流通しないことです。この数年で、CD・映像専門店は軒並み閉店に追い込まれている現状を見れば、正解かもしれません。でも、かつての嵐なら、新曲がファンクラブの限定販売なんてあり得ない。後輩のSnow Manはシングル、アルバムともにCDでミリオンヒットが当たり前になっていることを考えると、嵐の凋落を目の当たりにするラストと言わざるを得ない」
平成の音楽シーンでは問答無用で頂点に立ちつづけていた嵐も、今ではメンバー全員が40代。相葉雅紀、二宮和也、櫻井翔は子育て真っ最中のパパでもある。時代の波には逆らえないか。
(北村ともこ)
