吉沢亮主演映画「国宝」の新たなビジネスモデルに元TVマンがテレビの将来を危惧!「踊る大捜査線を超えてしまった…」
俳優・吉沢亮主演の映画「国宝」(2025年6月6日公開)といえば、第98回アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表に選出され、実写邦画興行収入歴代1位となった話題作だが、同作品が公開から1年が経った、さる6月6日、Prime Videoで独占見放題配信を開始した。
この流れを見て、「ますますテレビ局が厳しくなるよなと思った。…テレビ局で映画や著作権ビジネスなどを担当している人たちからすると戦々恐々だと思うよ」と自身のYouTubeチャンネル「下矢一良の正直メディア」(6月19日付)で元テレビ東京局員・下矢一良氏が口にし、その理由をこう解説した。
「なくなった」過去の方程式
「これまでの大ヒット映画の必勝の法則があって、基本テレビ局が絡んでいる。例えばジブリ映画などが典型だけど、日本テレビが製作委員会に入ってお金も出しています。そうするとテレビ局が映画公開前、あるいは公開中に自分たちの局とかで、よくバラエティで出演者の方が局をあげて一日中宣伝してくれるというので、テレビ局の協力を得るというのが大ヒットの勝利の方程式だった。なんだけれども『国宝』はテレビ局は絡んでない。…テレビ局を入れないとヒットしないみたいな過去の方程式がもう、なくなっちゃってて。テレビ局はせっかくいい役者さんとか優れた映画監督とか巻き込んで自分たちの著作権ビジネスを発展させていたいのに自分たち(テレビ局)なしでめちゃくちゃ大ヒット作が誕生した。しかも『踊る大捜査線』を超えてしまった…」
「国宝」が抜き去る前まで実写興行収入歴代1位だった映画は「踊る大捜査線 THE MOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年公開)。その新作映画「踊る大捜査線 N.E.W.メトロポリスを駆け抜けろ」が、来る9月18日に公開予定だ。
俳優・織田裕二演じる青島俊作が、「国宝」超にとメトロポリスを駆け抜け、抜き去ることができるか。
(所ひで/YouTubeライター)
