ネット上で最近やたらと目につく「劣化」の文字。女性にとって加齢による肌質の衰えは避けられないが、それはあれほど美しかった芸能人たちにも等しく訪れる。まさにこの瞬間、お茶の間や報道陣は「あっ…」と固まった──。
浜崎あゆみ(38)が16年5月14日から始まった全国ツアーで画期的なサービスを試み、話題を呼んだ。コンサートやライブでは録音や撮影が禁止されているのが当たり前だが、浜崎は客が自身のスマホや携帯で撮影するのを許可したのだ。
「ツイッターで投稿することが条件で、撮影していいのは3曲目まで。おそらく4曲目からは化粧が崩れることを危惧したのでしょう。スマホで撮っても、浜崎の姿が小さすぎて劣化がバレる心配はなかったのですが(笑)」(音楽関係者)
浜崎に“異変”が起きたのは15年9月に出演した「MUSIC STATION ウルトラFES」(テレビ朝日系)でのことだった。2001年のヒット曲「A Song is born」を熱唱したのだが、放送中からネット上で「今日のあゆの顔は放送事故って感じ」「若作りしている50代みたい」といった辛らつな声があがったのだ。番組を観ていた美容ライターも肌質の劣化を指摘する。
「注目ポイントは2つ。1つは涙袋のさらに下にあるシワで、30代後半の浜崎さんにできるのは普通のことですが、歌い始めより歌い終わりのほうがシワがくっきりしていたので、厚く塗ったファンデーションが割れてしまったのでしょう。もう1つは口周り。口をキッと結んだ時には口の周りにエクボのようなシワや凹みが現われており、加齢によるシワを消す処置をした人に見られがちな現象です」
浜崎がツイッターで上げる“すっぴん写真”は専属のレタッチャーチームがいて、通常では考えられないほどの工程を踏んで修整していると言われている。しかし、それはテレビではできないため、画面を見ると“老けた”と感じるのかもしれない。
16年、小説「永遠とは違う一日」(新潮社)で「第29回山本周五郎賞」の候補となるも、僅差で受賞を逃した押切もえ(37)。しかし、久しぶりに彼女の姿を見たファンからは、小説についてではなく「顔が変わった」と、ルックスを心配する声が相次いだ。
「押切さんに限らず、女性の顔の変化は35歳前後に現れてきます。特に細身の女性は30歳を過ぎるととたんに目が落ちくぼみ、頬がこけ、不健康な顔立ちに見えてしまうことが多い。押切さんはまさにこのパターン。受賞を逃した際の新聞に掲載された写真は直近の姿なのでしょうが、髪のボリュームがなく薄化粧のためか老け顔に見えました。栄養価の高い食事をして、少し顔立ちをふっくらさせることをオススメしたいです」(前出・美容ライター)
16年11月にロッテ・涌井秀章投手と入籍。幸せオーラをまとえば、しだいに若返っていくかも?