タレントの釈由美子(36)が15日、自身のブログで「訃報」と題し、10日に「父が、享年66歳にて永眠致しました」と報告した。同日は「ただただ、放心状態」「自分の人生のなかでこれほどの悲しみや絶望や喪失感を経験したことがない」と悲痛な胸の内を吐露。続いて17日のブログでは「父へ」と題し、亡き父の闘病の様子と、ブログに対する1000件以上もの励ましのコメントに感謝を述べた。
「父へ」と題したブログでは、父親へのガンの告知にはじまり、闘病の様子、釈とその家族の看護などが、400字詰め原稿用紙に換算して13枚強の長文でたくさんの写真とともに克明に綴られている。
このブログに対しても、22日現在で1200件以上ものコメントが寄せられた。そのなかには「涙が止まりません…うちの父も癌で闘病中です。(中略)釈さんのブログの文章一つ一つが心に染みました」「私にも同じ年齢くらいの父がいるので、読みながら号泣しました」など、ブログに励まされたというものが多かった。
また、ツイッターでも拡散され、それを読んだファン以外の人々からも「苦しすぎてボロ泣きしてる」「布団の中で号泣した」「朝から涙が止まらない」といった感想がつぶやかれた。
その後のブログでは、仕事も再開し、ドラマのロケに出ていたことを報告。しかし、いまだ食事ものどを通らず、明け方まで眠れないことも明かしている。ブログを通じた温かいファンとの交流は、まだしばらく続きそうだ。