8月9日発売の「週刊文春」で、タレントのローラが所属事務所と“奴隷的”な契約を結ばされていると報じた。記事によると、「専属芸術家契約」と題されるそれは「有効期限は二〇一〇年七月一日から二〇二〇年六月末日までの満十年間とする」とあり、しかも契約満了しても10年間自動更新され、ローラ側から更新の意思がないことを通達しても事務所の了承がなければ解除できないという片務的なものだったという。さらに、事務所社長の過剰なタレント管理に悩まされ、ローラはうつ病寸前に追い込まれていたことも明かされている。
体調が心配されるローラだが、新作CMが8月13日にスタートする。これは、今年1月からCMキャラクターを務めるCHINTAIのCMで、ローラがロールプレイングゲームの主人公になって部屋探しするというストーリーだ。
“勇者”のローラが理想の部屋を求めて旅に出る。深い森に潜む「幻の1LDK」、崖の上にそびえ立つ「伝説の駅近」、岩山の奥に建つ「ペット(聖なるドラゴン)可の部屋」など様々な物件と遭遇。最後にCHINTAIの神殿で、理想のお部屋の鍵の形をした剣を発見するというもの。
「『部屋探しってワクワクする』というCMコンセプトに合わせ、ワクワク感を重視して制作したといいます。CGを多用したため、ローラはグリーンバックで撮影。完成するまで、どんな仕上がりになるか想像するしかなく、手探り状態で進められました。もっとも、生来の勘の良さもあって、バッチリとキメてくれました」(CM関係者)
ローラは、もともと年に何回も引越しするほどの部屋探し大好き人間。2度目のCM撮影ながらスタッフとも和気あいあいで、現場にペットの愛犬「モカ」を連れて行くほどリラックスした状況で撮影は進行した。スタッフからモカ用のテントハウスをサプライズでプレゼントされ、大喜びしていたという。
「このCMの撮影は今年7月ですから、ローラが『黒い心を持った人とは絶対にいたくない。10年の信頼をかえしてください』と意味深ツイートをした後のこと。文春の直撃にローラも『私、頑張る。これからもみんなをハッピーにするから待っててね』と語っていますから、少しは元気を取り戻しつつあるようですね」(芸能ライター)
ローラ自身にも、ハッピーになってほしい。
(塩勢知央)